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2006/02/17(金)

ALDO CICCOLINI 『SATIE:PIANO WORKS』
音楽による脳活性化を目的とするこのサイト。フランスの作曲家Erik Satie(エリック・サティ1866-1925)を紹介せずには前に進めないので(独断)、今日は不思議なピアノの旋律で、ゆるりと脳みそコネコネしていただきましょう!まぁまずはきっと一度は耳にしてるであろう(映画とかでね)Erik Satieと言えばこれ!という。残念ながらCiccoliniの演奏じゃないんですがBGMにどうぞ。→ジムノペティ第1番
今日は多くは語りません。いやあれこれ語る資格もないかもしれません。というのも私恥ずかしながら、このアルバムの演奏者アルド・チッコリーニの音源もそしてサティの作品さえも、このアルバムでしか聴いたことないんです。なので先日カラヤンの時に説明した楽しみ方(比較等)が出来ないんです。でも先入観もないから・・・かえって良いのかな?
1966~71年に録音されたチッコリーニのサティです。80年代にも録音してるそうです。全くと言っていいほど熱くなく客観的、隙間がありそうで濃密な作品。透明感のあるねじれた音に耳を奪われます。ポピュラー音楽では考えられない音の展開。ピアノが生み出す白昼夢的な世界、または幽体離脱したその先の世界でそっと鳴っている音楽という感じ。
こちらが試聴です(スピーカーマークをクリック)。2枚組みなのでたくさん入っています。試聴では分からないかもしれませんが、上から1番目「ジムノペティ」3番目「グノシェンヌ」は特に有名な曲です。ちゃんと聴くと他にも知ってる曲が入っている・・・というか逆に、映像系の作品(映画等)にサティってよく使われているんだなぁと再認識させられますね。
強烈なのは曲だけじゃないんですよ・・・
実は強烈なのは曲調だけじゃないんですよ。曲名!これがまたキテる。七尾旅人やダリもビックリ!いくつか書いておくと「犬のための本当にぶよぶよした前奏曲」「でぶっちょ木製人形へのスケッチとからかい」「ひからびた胎児」「梨の形をした3つの小品(4手のための)」「最後から2番目の思想」全く意味などないんだそうですが・・・う~ん、カオティック!!
ドビュッシー、ラヴェル、「フランス6人組」(プーランク、オネゲル、ミヨー等をはじめとした作曲家集団)なんかも、このエリック・サティから多大なる影響を受けています。そんな彼らの作品も刺激的なので興味のある方はぜひ名前を覚えておきましょう。
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ドビュッシー、ラヴェル、「フランス6人組」(プーランク、オネゲル、ミヨー等をはじめとした作曲家集団)なんかも、このエリック・サティから多大なる影響を受けています。そんな彼らの作品も刺激的なので興味のある方はぜひ名前を覚えておきましょう。
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