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2006/09/24(日)

SAM FAN THOMAS 『MAKASSI』
今日は何を思ったか、つい聴いていた音楽を紹介します。ジャケットからして、「アリ」か「ナシ」かで言ったらむしろ「ナシ」寄りの1枚です(失礼!)。アフリカン・フュージョン・ポップといった感じでしょうか。西アフリカはカメルーンのTigres Noiresというバンドで70年代初頭からギタリストとしてキャリアをスタートさせていたSam Fan Thomas(サム・ファン・トーマス)。こちらは彼の1stソロアルバムとなる作品『MAKASSI』、1984年Terrascapeからのリリースです。
実に軽快で底抜けに明るいアフロ・ビートです。くどくなくさっぱり系(?)なので、ハッピーにいきたい日曜のドライブなんかに映えるかもしれません。
こちらが試聴
軽やかなグルーヴで小気味良くポップなファンクしてます・・・
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2006/08/17(木)

BOTECOELETRO 『BOTECOELETRO』
今日はクラブミュージック好きにお届けするワールドミュージックfromブラジル。半分以上お祭りです(笑)。ま、実際に購入したきっかけはジャケの色合いが良かった、というところなんですが。ブラジルはリオの新鋭レーベルNIKITA(ニキータ)から、伝統音楽とテクノロジーをミックスして非常にクラブ寄りの音を聴かせてくれる、Ricardo Imperatore(リカルド・インペラトーレ)のユニットboTECOeletro(ボチコイレトロ)。こちらは2004年のユニットとしてはデビューアルバム、まんま『ボチコイレトロ』です。
躍動感溢れるブラジリアン・ブレイクビーツと言ったところですね。ブラジル北東部NORDESTE(ノルデスチ 最も混血が進んだ地域だそうですね)の伝統音楽と所謂テクノの融合。近年注目を集めるMPB=Musica Popular Brasileira(ムージカ・ポプラール・ブラジレイラ)の中では最もクラブ寄りの音ですね。
こちらが試聴(かなり長めに聴けます)です。私的おすすめは、軽く和める緩めの1、レトロなメロディと中間部の開放感がたまらないビッグビーツ2、疾走系で痛快な4、電子音と伝統楽器の音を上手く配した(全曲に言えることですが^^;)5、試聴だと美味しいところが聴けないのですがメロディとラップ?が印象的な6、ばりドラムンベースな8、チルアウトできる歌モノ9曲目です。
ワールドミュージックに入れてしまいましたが、クラブ音楽好きにおすすめです・・・
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2006/08/12(土)

CHEN MIN 『I WISH-我願(WO YUAN)』
久しぶりのワールドミュージックになってしまいましたが、今日は中国の伝統音楽をば。一時期中国音楽が話題になったので、多くの人が一度は耳にしている音とは思いますが、軽くご紹介まで。多分日本で一番有名なチェロ奏者ヨーヨー・マとCMで共演したり、イッセイ・ミヤケのパリ・コレクションへの出演・演奏、紅白歌合戦では谷村新司との「昴」共演。と、ちょっとマスなイメージが先行して、音に真剣に耳を傾けるのが遅くなった、中国の伝統楽器である二胡奏者Chen Min(チェン・ミン 陳敏)。彼女のデビューアルバム『アイ・ウィッシュ』2001年リリースです。
先日ボサノバを取り上げた際に、「私的お茶を飲みたくなる音楽」でボサノバとトップを争う、と表現した音・音楽がこの二胡の調べです。弦楽器特有の滑らかな中間音と、魅惑的な伝統音階・スラー。太くデリケートないい音ですね。
こちらが試聴(長めに聴けます)です。私的おすすめは、アイエヌジー生命とやらのCM曲になった中国の伝統曲の現代風アレンジ「燕になりたい(我願做一只小燕) 」1、二胡のスタンダード曲で中国の幻想的な風景が想像できる「二泉映月」3、いかにも田舎っぽい音楽でテンポアップして軽快になる4、絵画的でドビュッシーを思い浮かべる5、無国籍系でちょっとアヴァンギャルドなカッコイイ「Asian Waltz(東方圓舞曲)」7曲目です。
この滑らかな音程の上下・音色はたまらないですね・・・
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2006/07/13(木)

JOAO GILBERTO 『João Gilberto(Águas de Março)』
暑い季節はやはりボサノバ。でWaters of March、三月の水・・・私は何度このアルバムに感動したら気が済むんだろう。今日は昨日に続いて大名盤です。でも聴いたことのない人には、想像しているよりもきっと刺激的なボッサだと思います。ボサノバというジャンルを創成に大きく貢献した1人、João Gilberto(ジョアン・ジルベルト)の1973年録音の作品『AGUAS DE MARCO 邦題:三月の水』です。ジョアン・ジルベルトによるギター&ヴォーカルに、Sonny Carr(ソニー・カー)パーカッション(ほとんどハイハット・シンバル)のみという、非常にシンプルな編成ながらとんでもなく広く深い世界を見せてくれる作品です。
絶品です。「癒しとか和み」とかいった一種薄っぺらく(残念ながら私も良く使いますが)響く言葉では表現できないのです。一般的なボサノヴァのイメージ「太陽さんさん」な雰囲気はそれほど強くないのです。思いの外抽象的というか、中性的というか。まぁとりあえず彼のやさしく深い耳元でささやくような声をお楽しみください。
こちらが試聴
アンニュイな雰囲気もありますが、シリアスな感じもします・・・
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2006/06/02(金)

SALIF KEITA 『SORO』
ここのところワールド・ミュージックのカテゴリーではアフリカ音楽が立て続いてますが、スイマセン今日もです。先日紹介したケレティギ・ジャバテと同じアフリカはマリ共和国出身(詳しくは後述)の偉大なヴォーカリストです。音はともかく名前だけは知っている、という方も多いんじゃないでしょうか。ユッスー・ンドゥールと並んで現代アフリカン・ポップ・ミュージックの立役者でアイコン、SALIF KEITA(サリフ・ケイタ)を紹介したいと思います。ディスクは1987年リリースのソロとしてはデビューとなる『ソロ』(でもSOLOにあらず、SOROなり)です。
音の印象としては土着的ではなく、現代楽器・電子楽器を用いて表現されたアフリカといった感じ。曲はサリフ・ケイタ自身が全曲書いています。使用されている音がまさに80年代っていうものにもかかわらず、神秘的、伝統的、且つ普遍的といえる世界観を構築しつつ、ポップに聴かせてくれる要素も持ち合わせた美しい現代ワールド・ミュージックです。
こちらが試聴
知らない方のためにサリフ・ケイタの経歴を詳しめに・・・
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