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2006/12/06(水)

浅野達彦 『GENNY HANIVER』
今日はラウンジーなエレクトロニカです。テクノな音もあるのだけれど、どこか温かくロック的でもある、夢見心地で不思議な魅力を持つ1枚(形容多すぎ>私)。from日本であります。14歳からギター、自宅録音をはじめ、96年ムードマンのレーベル「M.O.O.D/donut(ドーナッツ)」から1人多重録音によるシングル『bonjour』でソロデビューしたアーティスト浅野達彦(TATSUHIKO ASANO)。こちらはアレック・エンパイアの主宰するDHR傘下のレーベルGEISTから、2001年にリリースされた初のフルアルバム『ジェニー・ハニヴァー』です。
単刀直入に言って、レイ・ハラカミ(当サイト内記事→レイ・ハラカミ)なんかがツボな方はぜひ!といった内容です。あとポスト・ロック好きの方にもアピールすると思います。浅野達彦本人、ギタリストとして他のユニットでも活躍しているだけあって、バンド的な音の中にテクノ・エレクトロニカな音要素を、自然なバランスでちりばめた極上の音楽です。
こちらが→試聴
こういう音楽をやらせると日本人の繊細さが特に浮き彫りになる気がします・・・
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2006/11/24(金)

WAKI 『MUSIC FOR LAZY PEOPLE』
忘年会シーズン突入。二日酔い(凹)にやさしい音楽。今日はアンビエントな気分です(笑)。幻想的で瞑想的な、アンビエント・ミニマルfrom東京でいきたいと思います。90年代前半から活躍し、海外からの注目も集める日本人アーティストWAKI(脇)ことAkifumi Wakisaka。今日の1枚はソロワークスとしては3枚目(?)、ドイツのレーベルTRAUMから2001年にリリースされた『ミュージック・フォー・レイジー・ピープル』です。
この『MUSIC FOR LAZY PEOPLE』は全編通してビートレスです。試聴していただけばわかるのですが、前半は特にリズムさえも曖昧という感じの、実にアンビエントな音楽。後半はリズミカルなフレーズが多くなり、ふと気がつくと意外なスピード感にノりかけている自分に気が付きます(笑)。
こちらが→試聴←です。私的おすすめは、ゆらゆらしつつ音も魅力的な2、ループの気持ち良さ全開の3、オーガニックな音が変化しつつ徐々に体に染み入ってくる「Steve」5、シーケンス・フレーズが細かく小気味良い「Kobe」6、不定形で美しい旋律に酔う8、リズムがはっきりしていて音色の変化もわかりやすい長めの「Dance」10曲目です。
長めの試聴を見つけたので下に張っておきます。アンビエントは長くないとね・・・
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2006/11/04(土)

JAPANESE SYNCHRO SYSTEM 『THE ELABORATION』
JAPANESE SYNCHRO SYSTEM・・・待っていた。なにを?真摯に音に向き合う2人が、お互いを活かし2人でなければ出せない音を聴かせてくれるのを。でも音をイメージしきれなかった。ELABORATION=念入りに作ること、入念。こちらも真剣に耳を傾けよう。今時堂々とジャパニーズの看板を張れるユニットはそうない。以前ここでも紹介したザ・ブルー・ハーブ(当サイト内記事→ザ・ブルーハーブ)のラッパーであるBOSS THE MC{ボス・ザ・MC / ILL-BOSSTINO(イルボスティーノ)}と、カーム(当サイト内記事→カーム)として知られる深川清隆(CALM / FARR)の2人によるヒップホップとエレクトロニカをリンク・シンクロするユニットJAPANESE SYNCHRO SYSTEM(ジャパニーズ・シンクロ・システム)。今日の1枚はJAPANESE SYNCHRO SYSTEMとしては1stとなる2006年(11月3日!)リリースのアルバム『ザ・エラボレーション』です。
ヒップホップというよりはエレクトロニカときにハウス、しかもジャジー、アンビエント、チルアウト+わびさび。つまりあまり踊れません(笑)、特にアルバム後半では少なくともノリノリでダンスは出来ません^^;。むしろ繊細ながら力強いカームのグルーヴに乗るボスの声、メッセージに耳を傾けるべき作品です。サウンドとヴォイス、どちらにも強いメッセージを感じずにはいられません。
こちらが→試聴←(長めに試聴できます)です。私的おすすめは、フロアの生の音を取り入れた数少ない踊れる曲「Let's Go Bang!」1、BOSSのリリック(歌詞)「確かめろ!内側に話しかけろ」に思わずシンクロする前衛的なエレクトロニカ「Check It, Spread It」2、ポエトリー・リーディングとやさしいビートが噛み合った「A Day In The Life」4、電子音とピアノ&パーカッシブな四つ打ちが気持ちイイ「X-Tension」5、BOSSの書いた詩を子供に読ませたピアノの哀愁漂う旋律も印象的な「The Dream Will Live On」7、ゆったりめの四つ打ちに厚めのストリングスとパーカッションが映える「High Touch」9曲目です。
JAPANESE SYNCHRO SYSTEMのトラックは概して繊細なわびさびサウンド。儚く美しいです・・・
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2006/10/26(木)

↓↓当サイトで紹介した他のコーネリアスのディスクはこちら
CORNELIUS
CORNELIUS 『SENSUOUS』
ジャケットの強い色合いと、出てくる音の繊細さのアンバランスなことよ。ただ両方に共通していることといえば、タイトル通り『SENSUOUS(センシュアス)』=感性に訴える、感覚を喜ばせる、感性の鋭い(GENIUS英和辞書より)・・・ことでしょう。どうしたって気になってしまうアーティストって誰にでもいるでしょう。私にとって小山田圭吾はそんな存在。音楽好きの多くの方はご存知でしょうが、小山田圭吾のフリッパーズ・ギター解散後、1994年からのソロ活動におけるプロジェクト名がCORNELIUS(コーネリアス)。今日の1枚は2006年発売のアルバム『センシュアス』です。
実際問題音はというと、噂どおりファンタズマとポイントの中間、私の体感ではややポイント寄りといった感じではあります(2枚とも紹介済みなので興味のある方はこちらを。当サイト内記事→コーネリアス)。つまりエレクトロニカ。でも生音主体、特にギターと声(ヴォーカル)を効果的に散らした(配した)、お得意にして独自の空気感。そう、たとえるなら小奇麗だけど決して派手ということはないシンプルな家具を、センス良く並べて魅(見)せてくれる気の利いたインテリア・ショップみたいな。
こちらが試聴です。全曲試聴可で、連続再生されます。私的おすすめは、穏やかなアコースティックギターに惹かれたタイトル曲「Sensuous」1、お得意「間」の美学「Fit Song」2、なんていうかフワフワした透明感「Breezin'」3、インタールード的だけれど密かに一押し「Toner」4、こちらもある意味お約束?アグレッシブな「Gum」6、別世界からの音を聴くような「Like A Rolling Stone」10、メロディーラインが気持ちイイ!カオティックなPVも見ものな「Music」11、コーネリアス流子守唄「Sleep Warm」12曲目です。
相変わらずのカットアップ、サウンドコラージュ・センスを体験してみてください・・・
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2006/10/15(日)

HIFANA 『CHANNEL H』
今日は日本らしいというか、ある意味東京らしいというか・・・。非常にエネルギッシュなブレイクビーツを紹介します。雑多というか悪く言えば「無節操」、良く言えば「超刺激的」といったところになるでしょうか^^。KEIZOmachine!(ケイゾー・マシーン)とJuicy(ジューシー)による人力ブレイクビーツ・ユニット、HIFANA(ハイファナ)from西荻窪 東京です。こちらは2005年にリリースした彼らの2ndアルバム『チャンネル・エイチ』、ゴキゲンな映像作品をコンパイルしたDVD付きです。
音色、サンプリングの坩堝(るつぼ)です。とんでもなく多くのサンプルが縦横無尽に暴れまわります。シタール等の民族楽器、沖縄の琉球音楽、自然音、電子音、スクラッチ、レゲエ、ヒップホップ、テクノ・・・。このブレンド・センスとエネルギーは特筆すべきでしょう。脳みそこねくり回されます^^ので、聴くものにもエネルギーが必要ですね。
こちらが試聴
ハイファナのアルバムはライブと違い、全編プログラミングによる作り込まれた内容です・・・
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