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2005年12月

2005年12月 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2005/12/31(土)
スナッフ『Snuff Said』

SNUFF 『SNUFF SAID』

 最後にホントドタバタと忙しかった2005も今日で終わり。最後はブッ飛べ、私!今日は皆さんにメロコアを無理やり聴かせます(笑)。お付き合いください(強制20%意外と弱気)。

 疲れもイライラも、そして今年の垢もきれいさっぱり振り切る疾走感。たまらない。たまに聴きたくなるんですよね。私にとっての活性剤、その大きなひとつは確実にロック!中でもパンクメロコア

 ってことで今日はスナッフ。学生の頃友人に勧められるがママ(きゅうりはパパ)購入した89年の作品。今でもハイスタをはじめとした数多くのアーティストにリスペクトされているのも納得の、まさに「ゴキゲン」という言葉がぴったりなアルバム。

 こちらが試聴です。もうこの際だから「Listen to all」から全曲試聴でブッ飛びましょう!!テンポ当社比2倍のジミヘン「Purple Haze」13曲目はネタになるはずなんで、ロック・ファンは必ず聴いときましょう!ジミ・ヘンドリックスファンの方怒らないでね。他の曲も疾走感+美メロ爆発で、私はもうバンザイ状態。

 こんなかっ飛んだアルバムを聴いての発見・・・
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 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2005/12/30(金)
お目休め2

今日はとりあえずお目休め。なんか近未来的。
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 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2005/12/29(木)
パブリック・エネミー『Yo! Bum Rush The Show』

PUBLIC ENEMY 『YO! BUM RUSH THE SHOW』

 忙しい?ですよね~。すでに休み中?なに~!羨ましい(無いものネダリ82%)。どちら様にも渇を入れる、パブリック・エネミーのアルバムを今日は紹介。

 大名盤と称される2ndや3rdに先んじて紹介しちゃいますが、ただCDラックの手前に並んでいただけなのであしからず。当然2ndや3rdも後日紹介しますよ!こちらは87年の1stです。こちらをBGMにでもどうぞ。

 Run DMCとクラッシュを足したような音を作る、と意気込んだアルバムだけあってロックなテイストがそこかしこに見え隠れ。基本的にはシンプルだけど力強いややマッチョ感。Chuck Dの歯切れ良く小気味いいラップも全開。スクラッチもご機嫌、お手本にして間違いなし。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、ロックとこんにちは的2、体が自然に動くファンキーな4、アグレッシヴでこのアルバムを凝縮したような6、ミニョミニョした音が気持ちイイ7、インダストリアルな音を取り入れた硬派な9曲目です。

 これまで比較的・・・
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安室奈美恵『Queen Of Hip-pop』

安室奈美恵 『QUEEN OF HIP-POP』

 恥ずかしげも無く(いや、やっぱ結構恥ずかしい)告白します。私、安室奈美恵ファンです。はぁ~肩の荷が下りたカミングアウトから今日はスタート。

 安室奈美恵とは「スーパーなんたら」のデビュー時からだから、かれこれ十数年のお付き合い(笑)。安っぽいというかよく言われ過ぎてる言葉だけど、アーティストっぽくなってきましたよね。こちらは2005年リリースのアルバム『QUEEN OF HIP-POP』です。

 なかなかこのブログにコンスタントに来ていただいている、音楽で脳を活性化させたい方々には実に紹介しにくいんですが・・・。これは良いですよ(贔屓目7%)。いやそんなに恥ずかしがらずに、ね(勘違い)。

 こちらが試聴iconです。私的おすすめは、こんなの出してきた!って結構衝撃を受けたキラーチューン2、この1曲でこのアルバムを手に入れた甲斐があった思わせてくれる一押し5、チキチキしながらもハーモニーで空間系ポップにもってく7、MI2っぽいイントロの11、模倣が本場に肩を並べると思わせてくれた12曲目です。

 私はトラックをメインに聴くんですが・・・
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レニーニ『O Dia Em Que Faremos Contato』

LENINE 『O DIA EM QUE FAREMOS CONTATO』

 ジャケからして「コイツキテルな」と思わせる作戦にまんまと乗って、発売した当時に手にしたMPB(後で説明しますね)。いや勇気を出して良かった。これアタリだったんですよ!

 以前紹介したパンデイロ奏者マルコス・スザーノと組んだレニーニ&スザーノで、ブラジル・ポピュラー・ミュージック界を牽引したVo&Gレニーニの97年の作品です。邦題は『未知との遭遇の日』・・・キテる、確実に。

 先述のMPBですが、MUSICA POPULAR BRASILEIRAの略だそうです。気持ちは分かりますよね。簡単に言うと西洋音楽(ロックや、テクノをはじめとしたクラブミュージック)を貪欲に消化した前衛的でエスニックなロック&ポップス、といった感じ(長いか)。ボサノヴァ・サンバ・アシェーと共に人気のジャンルです。

 こちらが試聴です。ブラジルのサイトなので読めない方が多いかとは思いますが、気持ちで読んでください(笑)。私的おすすめは、早くもサンプリングから入るグルーヴィーな1、レニーニ流チキチキビートな2、パンデイロにレニーニのシンプルだけど心地良いギターが乗る深い6、ジワジワくるちょっとポスト・ロックっぽい7、大草原から宇宙に行けそうな一押し10、ひねったファンキー感と声のカッコよさにやられる12曲目です。多いな、まぁ捨て曲なんて無いんで・・・。

 飽きの来ないアルバムですよ・・・
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マウス・オン・マーズ『Iaora Tahiti』

↓↓当サイトで紹介した他のマウス・オン・マーズのディスクはこちら
MOUSE ON MARS

MOUSE ON MARS 『IAORA TAHITI』

 焦らない、焦らない。一休み、一休み・・・(一休さん風)。このアルバムはそんなことを言ってます。かわいい音のテクノで和んでみませんか?

 音を楽しむ。まさに音楽。テクノファン(ほんと必聴です)にはすでに十分認知されているであろうドイツのユニット、MOUSE ON MARS(マウス・オン・マーズ)1995年の2nd『アイアオラ・タヒチ』です。知らない人はぜひ試聴を!1曲目が日本語で始まるので、ビックリするアルバムです。

 MOUSE ON MARSの音源はどれもクオリティーが高いんだけど、今日はあえて和み度の高さでこの『IAORA TAHITI』を紹介します。この尖った音と丸くやわらかい音のサジ加減は、このアーティストならでは。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、小気味いいピコピコが病み付きになる3、電子音楽が嫌いじゃなければぜひみんなに(レイ・ハラカミ好きとかは間違いなくチェック!)聴いていただきたい一押しの和み曲5、非常にバランスのいい電子の森に迷い込んだような6、結構アグレッシブな音響系ブレイク・ビーツ7、音選びが幅広くアンビエントな10曲目です。

 このMOUSE ON MARSは・・・
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キャプテン・ファンク『Songs Of The Siren』

CAPTAIN FUNK 『SONGS OF THE SIREN』

 つい先ほど仕事が終わりました。世の中的にはクリスマス・イヴですね。え~私には関係ないんですね・・・(涙)。そんな軽くムシャクシャした感じを吹き飛ばすようにこの痛快なアルバムを。

 その前にFATBOY SLIMことノーマン・クックが大絶賛したという伝説の『BUSTIN' LOOSE EP』のイントロはこんなの→試聴う~んなんてファンキー・ビート!でも今日紹介のアルバムは・・・

 ファンク番長ことオオエ・タツヤのちょっと前の名義、キャプテン・ファンクのアルバムとしては2ndになるのかな?2000年の作品。エレクトロニカに入れたけど、はっきり申しましてバリバリロックしてます!キャプテン・ファンク・・・強いの?って人はこちらから学習を。

 とは言っても、そこかしこにデジタルは感じるんですよ。サンプリングだって使ってるし、ビッグ・ビート的なリズム処理で歌ってる曲もある。ケミカル・ブラザーズで飯3杯はいけるという方には、真ん中やや高めのホームランボールだと思います。

 数曲ずつしか各サイトとも聴けないのですが、こちらが2、4、10曲目の試聴です。3、16曲目の試聴はこちら。私的おすすめは、このデジタル・ロック・アルバムの明るい雰囲気を1曲で伝えた感がある2、pre-schoolっぽい跳ねたビートが気持ちイイ3、やっぱりFUNKしたくなっちゃった的7、ライヒでロックしてる9、コーネリアスファンタズマみたいなオモチャひっくり返しちゃった的楽しさがある10、デジタル・ファンクな14曲目です。

 次のページからPVもぜひ・・・
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ジョン・ローズ『Brain Weather』

JON ROSE 『BRAIN WEATHER』

 昨日のポリーニのショパンと打って変わって、本日の音は万人には全くもってオススメしません。アヴァンギャルド前衛音楽です。

 こちらはヴァイオリン奏者であり前衛音楽家JON ROSEの、93年のキレたアルバム『BRAIN WEATHER』です。タイトルやジャケからある程度察して頂けると思います(笑)。

 イギリス生まれ、後にオーストラリアやドイツに移住。テクノロジーを飲み込んだ上での実験音楽、すなわち現代音楽の作品を数多くリリースしているアーティストです。興味のある方(≒物好きな方)は「続き~」にリンクを張ったオフィシャルサイトもチェックしてくださいな。全部見たら確実に脳みそとろけます!

 電話の音をサンプリング&ハーモニーを付けてメロディーにしてみたり、ヴァイオリンにエフェクトかけてメタルしてみたり奇抜なアイデア満載、というかそれだけ(笑)、ちょっと言いすぎか。 

 え~ちょっと言いにくいのですが、物好きの方はこちらが試聴になります。1曲1曲は非常に短いです。私的おすすめは、ヴァイオリンでメタルしてるその名も「The Metal Violin」(まんまじゃん!)2、R2D2が出てきそうな電子音が乗るアヴァンギャルドなジャズ3、電話の呼び出し音サンプリングしちゃった15、同タイトルでテンポを変えてる(25が最速)一聴普通のロックでもなんかヘンテコリンな25曲目です。

 彼についてはもう少し書かなければ・・・
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ポリーニ『Chopin Etudes』

↓↓当サイトで紹介した他のポリーニのディスクはこちら
マウリツィオ・ポリーニ

MAURIZIO POLLINI 『CHOPIN:12 ETUDES op.10 & op.25』

 なんて輝きのある美しい音楽なんだろう。ピアノの音が嫌い、という人を除いた全ての人に聴いてもらいたい。試聴だけでもいいから。Maurizio Pollini(マウリツィオ・ポリーニ)の1972年録音のショパン(Fryderyk Franciszek Chopin フリデリク・フランチシェク・ショパン 1810-1849)です。

 安心して聴いていられるアルバムです。ショパンのピアノ練習曲(エチュード)集で、ピアノ習ってた人はきっとお世話になったであろう名曲が何曲も入ってます。「別れの曲」「黒鍵」「革命」「木枯らし」など、習っていなかった方もきっと耳にはしていると思います。

 ポリーニの演奏は・・・音の粒がまるで踊りでも踊っているような、軽やかで透き通った音たち。技術的には当然文句の言いようのない内容なんだけど、そんなことを感じさせない純度の高い演奏。正確無比だけど機械的な印象は生まれてこない。

 こちらが試聴です。全曲試聴(長め)出来ます。
ポリーニ ショパン 『12の練習曲(エチュード)』の続きを読む
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ラッシュ『2112』

RUSH 『2112』

 本日は元気にプログレいきます!先日紹介したDREAM THEATERのコメント欄で「ドリームシアターも尊敬しているrushもかなりいいですよ。」を受け、そういえば何枚か持ってたなと。

 ドリーム・シアターの「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」はこの「2112」を手本にして作成されたんですってね。ファンは知らなきゃだめですよ!(笑)

 この『2112』はカナダのプログレッシブ・ロック・バンド、RUSHの76年の4枚目のアルバムだったかな(スイマセン自信なし)。大御所ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、エマーソン・レイク&パーマーの次に続いたバンド。

 ハイトーンなヴォーカルに、しこたま並べて手数多めなドラムが印象的。クリムゾンのような一種ドロっとした切迫感はあまりないけど、曲のバランスや音が当時としては良い。だからプログレ初心者の最初の何枚かには『2112』をそっと推薦。

 試聴はこちらから。私的おすすめは、何はなくとも20分を超える超大作(プログレのお約束。7章にわたる組曲)1曲目を聴いて欲しいのですがなんとも試聴の30秒では・・・でも間違いなくおすすめです。カッコイイです。ドライブ感のある6曲目もロック好きはチェック。

 今日は豆知識になりそう・・・
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ゴールディー『Timeless』

GOLDIE 『TIMELESS』

 以前に紹介した4ヒーローパラレル・ユニヴァースと並んで、ドラムンベース最重要作品にして大名盤。知らなきゃ損、ってレベルです。まさに芸術品。

 METALHEADZの親分、GOLDIE(ゴールディー)1995年の1stアルバム『タイムレス』です。いきなり21分にも及ぶ超大作で幕の開けるこの作品は、緻密なプログラミングの上に溢れるビート・アイデアと豊かな感情を持った、最高のDrum&Bassアルバムです。

 宇宙を感じさせるパッドやストリングス、叙情的なピアノとヴォーカル。起伏やバリエーションに富んだリズムパターン。そしてカモメの声や尺八みたいな音まで自然に扱うアイデアとバランス感覚。当時この音にはだいぶやられました。

 こちらが試聴です。リイシューで(?)ジャケットの変更&曲数増で2枚組みになっているようですね。私的おすすめはDISC1では、前のめりで切れのいい2、ヒーリング効果抜群のゆったりした3、波の音とカモメの声とギターの音・・・最高のドラベ5。DISC2では、幻想的な印象の5、4ヒーローを彷彿とさせるオーガニック・ソウルな6曲目です。

 本日も発見しました・・・
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ケニー・バレル『Introducing』

KENNY BURRELL 『INTRODUCING』

 今日は軽やかにギターなジャズを嗜む私です。熱すぎず冷めすぎず、いい具合の人肌感。ジャズなんて・・・って方には特にオススメ。

 結構アップテンポの曲が多いし、聴きやすく楽しいアルバムだと思います。ハードロックやメタル好きで、「ジャズってテンポ遅いし飽きちゃう」なんて言ってる人には間違いなくこちらを私は処方します(笑)。典型的に私がそうでしたんで。理由は下の「続きを~」から。

 この『INTRODUCING』はバップ・ギタリスト、ケニー・バレル56年の初リーダー作。セッション・ギタリストとして引く手数多な人気ミュージシャンです。非常に理論派でテクニックのある人ですが、そんなことを少しも感じさせないこのアルバムには舌を巻かずにはいられません。

 試聴はこちらiconから。私的オススメは、この自由な感じがたまらないアップテンポな1、都会的なイメージだけど疾走するコンガのリズムが小気味よい3、一転して高層ビルの高級展望レストランの味わい(笑)の4、ブルージーでまったり締めくくる7曲目です。ドラムとコンガのバトルが聴きたい方は6曲目もチェックです。

 あと本日から不定期ではありますが、私の発見(思いつきやアイデア)を書きたいと思います・・・
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ステレオラブ『Emperor Tomato Ketchup』

STEREOLAB 『EMPEROR TOMATO KETCHUP』

 週末二日とも働いた疲れを癒してくれた(?)のは、変拍子も心地よい脳みそ覚醒系ポスト・ロックでした。ポスト・ロックのひとつの完成形だと、私は勝手に思っている大好きなアルバムです。

 以前紹介したトータスに続き、ジョン・マッケンタイアプロデュース。ご存知STEREOLAB(ステレオラブ)の96年の5枚目『エンペラー・トマト・ケチャップ』です。

 たまに聴くとやっぱたまりません。シカゴ音響派のジョンが手掛けただけあって、ひねりもあり刺激的なんだけど緻密でまとまりのあるポップな音楽。この『EMPEROR TOMATO KETCHUP』以前のアルバムの印象は続きを読んでくださいね。

 こちらが試聴です。私的オススメは、ストリングスのアンサンブルと浮遊感あるヴォーカルが気持ちいい2、意外に疾走感がある(特にベースライン)5拍子の3、ドライヴ感あるサウンドに雲の上を行くような声のミスマッチを楽しむ7、珍しく乾いた土地の匂いがする7拍子の11曲目です。

 以前の音は・・・
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半野喜弘『Lido』

半野喜弘 『LIDO』

 はかなく美しい。粉雪のような音楽を聴きたくなった、本日です。疲れているのかな。RADIQとしても知られるYOSHIHIRO HANNO(半野喜弘)の2003年の『Lido(リド)』を紹介します。

 いろいろ試聴を探したのですがこのアルバムのものは見つからないので(追記:やっとリドの試聴見つかりました!下の試聴からどうぞ!)、今年発売された音源からLidoの印象に近いこの曲を聴いてみてください。

 クラシック愛聴者には怒られるかもしれないけれど、現代音楽にも通じる印象を私は受けるんです、特にこの『LIDO』には。電子音楽を通過したクラシカルな音たち。そう「音たち」と言いたくなる様な、愛らしく繊細な音に溢れたアルバムなんです。

 さまざまなクラシックな楽器の音(ピアノをはじめ弦楽器等)の他に、脳に直接入るようなグリッチ・ノイズ等の電子音も表れるからエレクトロニカやテクノという括りで紹介されるんだろうけれど(私もそうか)。ちなみにほとんどの曲はダウンビートです。踊れませんので注意です(笑)。

 こちらが試聴です。私的オススメは、ピアノがいざなうアンビエントな1、グリッチ・ノイズがピアノとウッドベースにより哀愁に変換されたと体感できるヴォーカル曲2・3(3はアート・リンゼイがVo.とってます)、電子の渦に飲み込まれたようなOVAL(オヴァル)を思い起こさせる6、半野喜弘の和声感が活きたピアノ曲その名も「4本の右手の為に」(Lidoで一番アグレッシヴかも)7、前衛的というか現代音楽的ミニマルな印象(特にライヒのこれに近し)の一押しの10曲目です。

 半野喜弘を知らない人は続きを・・・
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20051215222708
うっかりリニアに乗っちゃいました。当たり前ながらめちゃはえーです。
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デズリー『I Ain't Movin'』

DES'REE 『I AIN'T MOVIN'』

 最近師走で無駄にドタバタしてる。当然仕事も忙しい。今日の私は、このゆったりとした心地の良いグルーヴに身を任せてみる冒険を敢行。

 深いソファーに身を預け、足を組んで片肘付いて、首から上で軽くリズムを取る・・・そんなアルバム。

 「LIFE」(一応→LIFE試聴)がドラマで使われたことで98年の3rd『Supernatural』が大ヒットし、多くの人に認知された感もあるデズリー94年の2nd『アイ・エイント・ムーヴィン』です。少しハスキーで、でも柔らかくって芯の太い良い声です。ジャンルのこだわりは捨てて、ぜひみんな聴いてください!

 こちらが試聴iconです。私的オススメは、この微妙な音運びと柔らかく伸びる声に私メロメロな1、いいものはいいと・・・THEポジティヴ(なんだそれ)なヒット曲3、アコギとヴォーカルのWの暖かさに包まれる7、ハウスに化けてもクラブ受けが非常に良さそうな8曲目です。他の曲も当然捨て曲なし。

 私が思うこのアルバムの魅力は・・・
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くるり『Team Rock』

くるり 『TEAM ROCK』

 今日は邦楽で。しかも今や「音楽好きです!」って人に大人気のくるりをフィーチャーします。まぁもう何百何千と取り上げられたことでしょう。私がいまさら書くのも・・・と思いましたが聴いちゃったからね。

 さしあたってワンダーフォーゲルばらの花聴いとこ。

 みんながレビューで書くように、やっぱり聴くとちょっとセンチでグッとくるわけですよ、詞や音に。・・・どっちもあるからみんなやられるんですよね。甘酸っぱいというか。なんか感情的なものを思い出させるというか。

 『TEAM ROCK』の試聴はうまく見つからないので、とりあえずくるりの代表的なシングルが聴けるサイトにリンク張っときます。こちらです。曲名>試聴をクリックでOK。OpenMG Audio形式でもOKな人はYahoo!ミュージックから。こちらの方が曲数が多いかな。この『TEAM ROCK』からはワンダーフォーゲル、ばらの花、リバーが聴けますね。

 私の感想はというと・・・
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ルーク・ヴァイバート&BJコール『STOP THE PANIC』

LUKE VIBERT / BJ COLE 『STOP THE PANIC』

 今日は和んでいただきましょう、このハワイアン・ブレイクビーツで。さしあたってこんな音どうでしょう?太陽サンサンな音ですが、リラックスしていただけました?

 ナイン・インチ・ネイルズ、エイフェックス・ツイン、ステレオラブなどのリミックスも手がけてきたルーク・ヴァイバート(a.k.a. WAGON CHRIST、PLUG)が、スチール・ギターの名手BJ COLEとのコラボレーションで作り上げた2000年の作品がこれ。

 なんともラウンジーな音楽じゃありませんか。STEEL GUITARなにそれ、という方はBJ COLEオフィシャルサイト村上キム日記でご覧になってみてください。非常に詳しい説明はこちらハワイアンのムードを作っているあの音です。上の試聴でわかりますよね。

 試聴はこちらから。私的オススメは、なんといってもスティールギターが雰囲気満点の2、エスニックなパーカッションと速いテンポが気持ちイイ4、静かな曲調に意外なほどギターが映える6、ピコピコした音の上に乗ってるのってもしかしてギター?な8、なんかナイキのCM曲みたい(あくまで「みたい」ですよ!)な12曲目です。アリかナシかはご自身の耳でご判断ください(笑)。私は楽しいのでアリ派。

 ちなみにこの異色のコラボは・・・
ルーク・ヴァイバート/BJ コールの続きを読む
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コールドカット『Let Us Play』

COLDCUT 『LET US PLAY』

 山盛りな音とアイデア。サンプリング中心に刺激的で楽しい音を、集めて速し最上川です。たまに入るシリアスな曲調にグッときたり、ネタに笑いをこらえたり。

 まずはBGMがてらブレイクビーツこの音を聴いておきましょ。

 NINJA TUNEニンジャ・チューン)のボス、コールドカットの97年の作品。以前紹介したコーネリアスほどじゃないけど、「オモチャ箱開けちゃった感」がある楽しいアルバム。基本的にはアンビエント・ブレイクビーツって感じかな。でところどころヒップホップだったり、ジャジーだったりミニマルだったり。

 試聴はこちらから。私的オススメは、中間部からの畳み掛けるようなリズムとmoog(有名なシンセです)の音がたまらない2、ベースラインとエレピが気持ちいい4、この音結構ツボ!ミニマルな6、シンプルだけどノリノリな8曲目です。

 このアルバムは2枚組み・・・
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DJシャドウ『Endtroducing』

DJ SHADOW 『ENDTRODUCING』

 一部には超有名なこのアルバム。オールサンプリングで作られた奇跡のサウンド!どのジャンルに入れて良いかわからないので、とりあえずヒップホップに。

 まずはBGMがてらゆったりブレイクビーツなこの音を聴いておきましょう。

 一般的なヒップホップと大きくかけ離れたイメージのサウンド・コラージュ。暗めで、深く、そしてオタク。アブストラクト・ヒップホップと呼ばれたり、トリップ・ホップと呼ばれたりなDJシャドウ96年の1st(このクオリティーで1stかい!)。

 試聴はこちら(長めに聴けます)から、全曲試聴はこちら(短め)。私的オススメは、痛いほどに歯切れの良いスネアに計算されたドラムのループにめろめろな一押し2、ゴリゴリ押してくるへヴィーな3、このいざなわれる感じが心地良い密かに好きな4曲目です。「Midnight In ~」も内側を向いていてこれぞアブストラクト(抽象的)といった感じで素敵です。他の曲もテンポは遅くとも切れ味鋭くディープな音なので注意です!

 芸術的なこのアルバム・・・
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エマーソン・レイク&パーマー『Brain Salad Surgery』

EMERSON,LAKE&PALMER 『BRAIN SALAD SURGERY(恐怖の頭脳改革)』

 一聴してこのドライヴ感とテンションに持っていかれます。アイデア満載、起伏アリアリなエマーソン・レイク&パーマー1973年のアルバム。

 これが人力かよ!という技術的な強烈さもさることながら、シンセサイザーを駆使してこんなにおどろおどろしい音を、1973年に鳴らしてしまう冒険心に乾杯(笑)!おどけたような曲も単純に楽しめるし。ギターレスでこの厚み恐るべしEL&P

 このブログのためにあるような邦題「恐怖の頭脳改革」と、昔PCエンジンであったRPG「ネクロマンサー」を思い出させる(このアルバムの方がはるか前ですが)印象的なこのジャケ。アルバムとしてのまとまりを求めちゃいけません。悪の教典#9が聴ければそれでよし。

 試聴はこちらから。私的オススメは、短いけど荘厳で幕が開くといった感じの1、おどろおどろカッコイイ疾走感がたまらない2、所々現れるメジャーコードに惹かれるラスボスが出てきそうな組曲形式のその名も「悪の教典#9」5~8曲目です。

 何より聴いていただくのが一番・・・
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ジャザノヴァ『In Between』

JAZZANOVA 『IN BETWEEN』

 今日は昨日と打って変わってオシャレな音を。ソフィスティケイト(洗練)されたこれぞ大人のクラブミュージック、クラブジャズって感じでしょうかね。特にこのアルバムは。

 まずは、このアルバムには入ってないんだけれどCaravelle聴いときましょうか。ヒット曲です。JAZZANOVA知らない人は文末まで読んでくださいね。

 精密機械のような緻密な仕事っぷりです。非常に機械的にオーガニックなグルーヴを生み出しています。音質自体もとても良い、JAZZANOVA(ジャザノヴァ)2002年の1stアルバム『IN BETWEEN』です。REMIXやEPでお世話になってたんで1stの実感無いですが・・・。

 こちらが試聴です。私的オススメは、ヒップホップ好きもうなる好トラックにラップも乗った3、ストリングスがとにかく気持ちイイシンプルなブレイクビーツな一押し9、このトラックで歌モノにできる技術に脱帽な11、極上のチルアウト・ヴォーカル・トラック16曲目です。

 私がこのアルバムの印象を表現するなら・・・
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メタリカ『Ride The Lightning』

↓↓当サイトで紹介した他のメタリカのディスクはこちら
METALLICA

METALLICA 『RIDE THE LIGHTNING』

 スイマセン、告白します。昨日今日はぶっとびたい気分だったのです。メタリカ聴いていいですか?いや、メタリカ聴かせて下さい!

 ヘヴィーメタルスラッシュメタルを体が欲していたのです。ヘッドバンギングせずにはいられない、1984年の2nd『ライド・ザ・ライトニング』を紹介します。とにかく疾走感が欲しかったんです。ジューダス・プリーストと迷ったのですが今日はMETALLICAになりました。私も苦しい時だってあるんです(笑)。

 今聴いてもバランスの取れた、いいアルバムだと思います。荒々しいけど均整が取れていて、重さと疾走感が絶妙。キャッチーなメロディーとかっこいいリフ。頭が動く・・・。

 こちらが試聴です。私的オススメは、やさしいアコギから入って突然爆発の一押しな1、カッコイイギターソロ以降キター(やや恥)な感じの2、美しいメロディーにやられる4、疾走感バリバリな今日求めた音5・7曲目です。ドラマチックなインスト8曲目もいいなぁ。

 メタリカですが、ついてきていただけますか?^^・・・
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リチャード・ボナ『REVERENCE』

RICHARD BONA 『REVERENCE』

 天は二物を与え・・・ちゃいました、このカメルーン出身のリチャード・ボナに。そのマルチな才能が開花した2001年の2nd『REVERENCE』を今日は紹介します。

 やさしくなりたい時、心や視野を広くしたい時にぜひ聴いてください。こころが豊かになる音楽です。

 一応ワールドのカテゴリーで紹介しましたが、渡辺貞夫マーカス・ミラー等ジャズ界からのリスペクトも多く引く手数多です。実際パット・メセニーや渡辺貞夫等とも仕事を多くしています。

 非常にやわらかくしなやかで、でも芯のしっかりとしたコンテンポラリー・ジャズです。草原など風景が見えてくる音楽で、私はボナのアルバムを聴くと旅に出たくなります(現実逃避?・・・笑)。

 試聴はこちらから。ボーナストラックの入った国内盤の試聴はこちらicon。私的オススメは、このアルバムでは珍しく夜に聴きたい2、切なくもやさしいメセニー参加の6、旅に出たくなること必至な私一押しの7、ピアノとベースが心に響く8、ウェザーリポートを彷彿とさせるファンキーな10、試聴では出てこないけど中間部からベースを弾きじゃくる12曲目です。NHK「みんなのうた」にも出た、日本語で歌うところは微妙ですが曲は気持ちイイ14、国内盤のボーナストラック2曲とも良いので興味のある方はどうぞ!

 このリチャード・ボナの才能って・・・
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モグワイ『Young Team』

MOGWAI 『YOUNG TEAM』

 ゆっくり、ゆっくり、激しく、そして鋭利です、耳に心に。今日はグラスゴーのインストゥルメンタル・ロック・バンド、MOGWAI(モグワイ)の1997年の1st『ヤング・チーム』アルバムです。

 ポスト・ロックといわれる、同じロックという括りでもヘヴィーメタルの正対極にあるようなサウンド。ほとんど歌もないし(一応あるものもあり)。ゆっくりじわじわ・・・そして爆発みたいな。まさにマグマです・・・静と動

 最近のアルバムは音響を重視したような音作り(それはそれで好き)なんだけど、この1stYOUNG TEAMは荒削りの魅力があるんです。直接的に響いてくる音なのです。ピアノのかげりある旋律も、重なり合い畳み掛けるようなギターも。

 こちらが試聴です。私的オススメは、雰囲気が好きな3、内省的なピアノの旋律に誘われる4、ポスト・ロックと呼ばれる所以な音響系の5、轟音ギターが入ってもメランコリックな6、寄せては返す波のような引き際が美しい超大作(16分!)な10曲目です。激しい音は途中から入るので、試聴で魅力を伝えるのは難しいですね(やや凹)。

 このアルバムの使用上の注意は・・・
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タンツムジーク『SINSEKAI』

TANZMUZIK 『SINSEKAI』

 今日はガツン!とくるテクノを紹介します。テクノ界でカリスマ的人気を持つユニット、TANZMUZIK(タンツムジーク)の1995年の1stアルバム『シンセカイ』です。

 タンツムジークは元シークレットゴールドフィッシュというバンドの一員だったAKIO(アキオ山本郎生 akaアキオ・ミランパーク 大阪)と、OKIHIDE(オキヒデ佐脇興英 akaCX AUDIO IE この人も京都!日本人テクノ・アーティストは京都関係多いですね)のユニット。田中フミヤのレーベル「とれま」より「ムジカノヴァ」EPでデビューしています。

 とここまで書いておきながら、このディスク現在廃盤なのです(涙)。中古屋やオークション等で見つけたら、テクノ好きは迷うことなく即買いして下さい(笑)。

 ※追記 1st『SINSEKAI』の試聴(全曲じゃないですが)見つかりました。下にリンクを張っておきますね。

 お詫びといってはなんですが、現在も購入可能なサブライムから発売の2nd、『Version Citie Hi-Lights』の試聴を付けときます。こちらが試聴です。各曲の断片を連続させたものですが、彼らの音の特徴や気持ち良さは十分にわかっていただけると思います。あまり売ってないのですがAMAZONTOWERで扱ってます。あれ?2ndを勧めてる・・・。

 ということで肝心の1stですが・・・
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ゆらゆら帝国『Sweet Spot』

ゆらゆら帝国 『SWEET SPOT』

 濃ゆいサイケデリック・ロックなり。あまりBGMには向かないけど、そこがまた良し。お腹と脳にくるロック。

 ゆらゆら帝国は奇才・坂本慎太郎(Vo&G)を中心に亀川千代(B)、柴田一郎(Dr)からなる3人組サイケデリック・ロック・バンドです。結成はだいぶ前で1989年です。

 こちらはゆらゆら帝国2005年リリースの傑作『スウィート・スポット』です。初めての方は食あたりするかもしれないぐらい濃いですが、中毒性の強い音楽です。そう、こんなに濃いのに聴き込むと、ポップ風味がどこからともなく滲み出てくる。なんだか一枚で2、3度美味しい、かなり得した感じ。

 以前紹介したロス・ロボスに近いローファイ感&もっさり感、曲によっては疾走感。単純だけど重厚な感じも似てるかも。ゆらゆら帝国好きな人はチェックしてみて欲しいカモ。

 こちらが試聴です。私的オススメは、極上の浮遊感を持つ1、ゆっくりとでも確実に迫ってくる狂気な3、疾走感あるガレージ・ロックな4、試聴はアナログのものだからMIXがちょっと違うけど私にはツボな6、もう何が起こっているのかわからない9曲目です。

 ゆらゆらyurayuraゆらゆら帝国・・・
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ホロヴィッツ『1966 Carnegie Hall Concert』

VLADIMIR HOROWITZ 『1966 CARNEGIE HALL CONCERT』

 今日はクラシックのピアノ曲をご紹介。まさにピアノのヴィルトゥオーゾ(芸術的に優れた徳の高い人、簡単に言うと名手)、VLADIMIR HOROWITZ(ウラディミール・ホロヴィッツ1903-1989)の、かの有名なカーネギー・ホールでの1966年のライブ録音CD2枚組みです。

 いきなりちょっと音から離れますが、このジャケ非常にカッコイイと思いません?このジャケは私の大のお気に入りなんです。このジャケと並べられるのはせいぜい、今後紹介予定のフルトヴェングラーバイロイト祝祭で振るベートーヴェンの第9と、あとほんのいくつかぐらいがいいところではないでしょうか。ま、あくまで私的ですが。

 話をこのディスクに戻すと、音はホロヴィッツそのもの。強い打鍵と超絶的な技術が支える、硬質で透き通った高音と迫力の低音。ピアニストに困ったらロック好きはホロヴィッツ選んどけば間違いない(かな?)。

 こちらが試聴です。試聴では65年の音源も入っていますが、今回取り上げたディスクは66年のものだけ収録されています。スピーカーのアイコンをクリック。私的オススメは、脳が活性化するという意味で2枚目の1曲目(スクリャービンのピアノ・ソナタ第10番12:15のやつ)、2曲目(ドビュッシーの「喜びの島」5:59のやつ)です。でも試聴でどうこうは難しいですよね、特にクラシックは。ってことで信じてください!良いですよ。

 ホロヴィッツの演奏の魅力は・・・
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