2006年04月

2006年04月 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
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 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/04/30(日)
デヴィッド・シルヴィアン『Blemish』

DAVID SYLVIAN 『BLEMISH』

 今日は昨日と打って変わって、私が病中に聴いた音楽を紹介します。聴きたくなった音楽、欲していたんでしょうね。デヴィッド・シルヴィアンの声を。

 こちらは元ジャパンの中心人物でヴォーカリスト、DAVID SYLVIAN(デヴィッド・シルヴィアン)がフリー・ジャズ(実験音楽)の巨匠でギター・インプロヴァイザーDEREK BAILEY(デレク・ベイリー 2005年クリスマスに亡くなりました。いずれ紹介します。)と組んで(2、5、7曲目)作り上げた、2003年リリースのアルバム『ブレミッシュ』です。

 DAVID SYLVIANが自身および、同じく元JAPANの実弟スティーヴ・ジャンセンの作品を発表するために新たに設立したレーベル、SamadhiSound(サマディ・サウンド)からの第一弾リリースです。

 とにもかくにもデヴィッド・シルヴィアンの「声」存在感でしょう。自身やデレク・ベイリーの断片的でフリー且つアヴァンギャルドなギターをさらに音響処理し、解体・再構築&電子音を加えたスローなトラックに浮かぶその「声」。浮かぶといっても無駄にふわふわした感じではなく、達観した地点から発せられるような深くそしてしっかりと心をえぐる様なある意味強い「声」。

 こちらが試聴(国内盤)です。この短い試聴でもお分かりいただけるように、世のアルバムがシングル・カットは・・・とかいっている次元を超越してしまっているアルバムです。曲単位で「これがおすすめ!」ということはなく、全曲通して聴くべきです。そして何かを感じるべきなのでしょう。迫ってくるわけではないのに説得力のあるその「声」を感じるべきなのでしょう。「べき」と連呼してしまいました、ごめんなさい。自由に感じてくださいね、思いの外鋭利な音楽ですけど。

 私の考えるこの作品が存在する位置は・・・
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 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/04/29(土)
エイフェックス・ツイン『Richard D. James Album』

↓↓当サイトで紹介した他のエイフェックス・ツインのディスクはこちら
APHEX TWIN

APHEX TWIN 『RICHARD D.JAMES ALBUM』

 みなさん温かいお言葉ありがとうございます。身に染みました。これからも健康には気を付けつつ、また元気一発・ジャンルお構いなしで行きたいと思います。よろしくお願いします!

 復活第1回目の紹介は、病中に聴いた音楽ではなくて、病気による症状を表した1枚を。私の腸は概してこんな感じでした。「大変なことになっているぞ!」「こんなん出ました(懐)」みたいな。

 さしあたってテクノ界での超有名曲である狂える1曲をBGMにでも。→Girl/Boy Song

 ご存知APHEX TWINことリチャード・D・ジェームズの1996年リリースのアルバム(エイフェックス・ツイン名義としては4枚目くらいになるのでしょうか?)です。タイトルはまんま『リチャード・D・ジェームス・アルバム』、夢に出そうな顔ジャケでも知られています。きっとテクノ好きには最大公約数的ジャケットのひとつでしょう。

 聴き所は空想的でおとぎ話チックなストーリー性がありそうな(微妙)メロディと、非常に細かいリズム・プログラミング所謂ドリルン・ベースとの相反するような要素のアンバランス感。一聴ほんわかですがスリリングで脳活性化系です。あっ皆さん知ってますよね。まぁこれからAPHEX TWINっていう方もいるかもしれませんし・・・ね。

 こちらが試聴です。私の持っているのは輸入盤ですが15曲収録されています。足りない5曲は下のHMVからどうぞ。私的おすすめは、よれよれチープなシンセにドリルンベースな1、メタリックで尖った音が飛び交うイントロから音数は少ないけど醸し出す浮遊感・スピード感が心地よい3、気が触れたゲーム・ミュージックみたいな5、非常に細かいリズム・プログラムにおとぎ話のようにファンシーな上モノが乗る6、まさにドリルン「これでもか!」っていうくらい音が細かい脳みそにくる密かに一押し「Yellow Calx」8、説明不要の超有名曲!ピチカートのストリングス&きれたリズムが狂気へと導く実は踊れる「Girl/Boy Song」9、ここからはHMVのサイトから→これまたほのぼのとヤバイ歌モノ(?)病みつく「Milkman」11、短いけれどスリリングな15曲目です。

 弛緩と緊張、つまり内臓グリュグリュだった私です・・・
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昔見た未来

 お騒がせしました。長引きましたが、体調回復しました。ご心配をお掛けし、申し訳ありませんでした。

 食中毒かと勝手に思っていましたが、ウィルス性の腸炎(腸の風邪、食中毒も似たようなもの?)でした。身体が弱っていたから、ということでしょうが全くもってやれやれです。

 復活前夜祭(何が?)ということで、体調が悪い最中に取った写真(docomo携帯ですけどね^^;クリックで拡大します)を一枚。また今晩から以前のように雑多な音楽を紹介していきますので、これからもよろしくお願いします!

 皆さんありがとう!
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体調不良がひどく、更新できません。見に来てくださっている方ありがとうございます。
できるだけ早く体調を治して、また更新していきたいと思います。だいぶ良くなってはきたのですが・・・もう少し時間を下さい。
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TIME AND TIDE
 思わず!
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キザイア・ジョーンズ『Blufunk Is A Fact!』

KEZIAH JONES 『BLUFUNK IS A FACT』

 比較的クールな音楽を取り上げることが多いこのサイトですが、今日は熱く体動かしたくなる音を。ロックなファンクでいってみたいと思います。

 とりあえず小気味良いファンク、1本いっときますか!→Walkin' Naked Thru' a Bluebell Field 1997 Montreux Jazz Festival(有名なモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ音源)

 アフリカはナイジェリア出身のギター&シンガー・ソングライターKEZIAH JONES(キザイア・ジョーンズ)。彼が1992年にリリースした1stアルバム『ブルーファンク・イズ・ア・ファクト!』です。熱いです。カッコイイです。カッティング万歳です!

 BLUES(ブルース)+FUNK(ファンク)=BLUFUNK(ブルーファンク)と自らを称す、グルーヴィーでファンキーな曲が並びます。音的にアフリカンっていう印象は受けないけれど、しなやかで腰が強くなきゃやってられない音楽です(笑)。パーカッシヴにギターを弾き(叩き)、伸び伸びと歌う。ファルセットも滑らかで非常にカッコイイです。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、軽快でごきげんなファンク2、体を揺らさずに入られない仕事がはかどりそうな畳み掛けてくるリズムがいい4、一聴地味ながら起伏に富んでいてじわじわ気持ちいい6、この和声すごく好き!マニアック!広がりとドライヴ感もイイ一押し7、とてもチャーミングでジャズ的なギター・ピアノ・ヴォーカルによる12曲目です。

 キザイア・ジョーンズ、彼も音楽によるドロップ・アウト組みです・・・
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フューズ『Dimension Intrusion』

FUSE 『DIMENSION INTRUSION』

 トリノオリンピックの開会式の音楽を担当したことで、お茶の間にもその名が知れ渡っ・・・てはいませんね、ハイ。その人リッチー・ホウティン(Richie Hawtin)の最初期の名義のひとつ、F.U.S.E.を紹介します。ちなみにFuturistic Underground Subsonic Experimentsの略(たぶん)なり。

 こちらはFUSE名義での唯一の、かつプラスティックマン名義と共にリッチー・ホウティン最初期(1991~93)の音源の集大成的内容であり、記念すべき彼の1stアルバムでもあります。1993年WARPから、レーベル色を決定付ける一つのきっかけとなった歴史に残る名シリーズ「Artificial Intelligence (アーティフィシャル・インテリジジェンス)」の5枚目としてリリースされた『ディメンション・イントゥルージョン』です。

 FUSE名義のこの『DIMENSION INTRUSION』はプラス8(説明は下を)がちょうどハードなテクノからアンビエントな雰囲気にシフトしつつある時期の作品で、機能美だけではない美しさを持つ作品。12インチのものを集めた作品なので、統一感にはやや欠けるけれどアイディア、モチベーションが伝わってくる刺激的なディスクです。Roland TB-303万歳!

 こちらが試聴です。足りない曲は下のHMVからどうぞ。私的おすすめは、やさしい音ながらちょっと宇宙的な1、アシッド・テイストばりばりなクラシック「F.U.」2、細かいリズムが脳にくる3、上モノがデトロイト的美しさを湛えた4、ハードフロア前夜TB-303をぶいぶいミニョミニョ鳴らした初期の代表作「SUBSTANCE ABUSE」5、ミニマルでストイックなフロア向き6、13分を超える大作アンビエント8、メロディアスなシーケンス・フレーズが気持ちいいノンビートな12曲目です。

 Richie Hawtinまだ未経験という方のために・・・
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ロン・サール『The Adventures of Bumblefoot』

RON THAL 『THE ADVENTURES OF BUMBLEFOOT』

 今日はテクニカル・ギタリスト好きは思わずよだれが出てしまう1枚を(廃盤でスイマセン。試聴だけでも!)。「隠れバカテクギタリスト好き」なムーンがお届けします!(いつも通りですがね)

 強烈なテクニック(速弾き、タッピング等々)、自由自在且つ突拍子のないフレージング、飛び道具的な必殺技(小道具使用)等でテクニック至上主義のギターキッズ(いやギターを弾かない私までも)を虜にするスーパー・ギタリストRON THAL(ロン・サール、今はBUMBLEFOOTと改名してます)。こちらはRON THALの1995年リリースの1stアルバム『ジ・アドベンチャー・オブ・バンブルフット』です。

 一言で申しますと「すっとんきょう」な感じです。とんでもない音がどこからでも飛んできます。でも癖になる。リズム・プログラミング、アートワークも含め完全自作・自演盤です。この当時は「君、友達いないでしょ」って感じします(笑)。プログレ、ジャズ、フュージョン、ブルース、ブルーグラス、ファンク、スパニッシュ、ロック・・・もう何でもあり、というかこの際何でも持って来いって感じ。

 こちらが試聴です。足りない曲は下のリンクからどうぞ。私的おすすめは、おどろおどろしいけれどどこかポップで変拍子も飛び出す確実にプログレ1、まさにとんでもないギター・ソロが聴ける2、ポジティヴで単純にカッコイイ3、これもおどろおどろしいイントロからフュージョン・チックに展開する4、小気味よいベースが印象的なファンク6、スパニッシュから中間部で強烈な速弾きが聴ける8、ハンマリング万歳!ギタリストはぜひ聴いて!リズミカルな9、やや頭のおかしくなったプログレッシヴ・メタル風な11曲目です。

 「変態ギターマニアのバイブル」と形容されてました・・・
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ヤマウチ『Preferable Reality』

YAMAUCHI 『PREFERABLE REALITY』

 日本人エレクトロニカ・アーティストの専売特許と言っても過言じゃないような、デリケートで深いわびさびエレクトロニカで今日も脳を活性化です。

 さしあたって私お気に入りの1曲をBGMにいきましょうか。→drops of creation

 シンプルな名前ですがYAMAUCHI(ヤマウチ=山内将輝)です。ミックスマスター・モリスやトータスのジョン・マッケンタイアに絶賛される(!)、作詞作曲・ヴォーカル・演奏・プロデュースを一人でこなす典型的な自作自演家です。今日の1枚は2005年リリースの2ndアルバム『プレファラブル・リアリティー』。Third Ear(下にリンク張っときました)からのリリースです。

 山内将輝の経歴は実にインターナショナルで(逆に、だから今海外で活躍しているんだろうけれど、詳しくは下で)、東京生まれ、13歳からはアメリカはロス。高校卒業後にそのままアメリカの音楽学校へ進学、作曲、ベース、インプロヴィゼーションを学んだのだそう。

 エレクトロニック・ソウルと形容されていますが、ダブを基(ビートはしっかりしている)に耳にやさしい電子音、ピアノ、浮遊感あるヴォーカル(いわゆる歌って感じはありません)が乗る・・・芯のあるアンビエントって感じです。

 こちらが試聴です。なんとフル・レングスで試聴できます!じっくりYAMAUCHIワールドに浸ってください!私的おすすめは、上モノが特にを感じさせるリズムの音色にも凝った1、柔らかい音使いがいい幻想的な2、ピアノが繊細な印象を加える波のようなうねりのある3、ダビーだけれど上に乗る尖った電子音と浮遊系パッドが意外にポップで実に気持ちいい歌もの4、リズム・プログラミングが緻密でIDM(オウテカエイフェックス・ツインみたいな)直系って感じの6曲目です。

 唯一のネックは・・・
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スキマスイッチ『夏雲ノイズ』

スキマスイッチ 『夏雲ノイズ』

 ええそうですよ、歌謡曲ですよ!(切れ気味 笑)このブログのサブタイトルにあんな事書いちゃってますが、今日は紅白出ちゃうような歌謡曲を。これがいいんですよ!

 私が音楽的刺激をもらっている洋楽好きの友人から「これオススメだからっ!」って半ば強引に買わされた(ウソですよ(笑)教えてくれてありがとう!ツボでした)CDです。紅白にも出ましたから皆さんご存知かと思いますがスキマスイッチです。

 スキマスイッチは大橋卓弥(Vo&G、ヤサ男・・・オフィシャルサイトより)、常田真太郎(Key&Arr、アフロ・・・同上)のソングライター二人によるユニットです。この『夏雲ノイズ』は2004年リリースの彼らの1stアルバムになります。詳しくは下記のオフィシャルサイトへのリンクから「PROFILE」をご覧くださいね。

 私の第一印象は「この人たちオタクでしょ?」です。曲の展開、メロディーライン&ハーモニー、コード進行、アレンジ・・・いろんなところにマニアックなアレンジが潜んでいて、ちょこちょこ耳を奪われます。ってそんなことを気にさせないポップ感も持ち合わせているので、頭でっかちにならず気持ちよく聴けます。洋楽しか聴かない人にもオススメの一枚です。邦楽侮りがたし。

 こちらが試聴です。PVや着うたもあります。私的おすすめは、曲やメロディーが凝りまくっているバンドサウンドの気持ちよさが表れた1、間奏とか確実にマニアの仕事でしょ!単純に気持ちよく聴くこともできる病み付き系2、山崎まさよしが参加したやさしく高揚感あるバラード3、スピード感溢れる演奏も熱い4、センチメンタルな旋律もいい5、ドラマチックでキレのある7、ミスチルっぽい印象の9、あったかい曲です!朗らか系11、ドラマチックで心にくるストリングス・アンサンブルも聴き所な12曲目です。他の曲もクオリティ高いです。捨て曲なし!

 ある意味プログレっぽいくらい凝ってます・・・
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ファンキーDL『Classic Was The Day』

FUNKY DL 『CLASSIC WAS THE DAY』

 ちょっと間が開いちゃいましたが、先日のヌジャベスに引き続き「ジャジーでメロウ、オシャレでスムーズ」なヒップホップでいきたいと思います。まぁ洗練された小粋な音ってことです(笑)。

 まぁそう急がずに、おひとつ、いやおふたつどうぞ。→Circles(Going Round)Worldwide

 まだ知る人ぞ知る的なところは否めませんが、Washington Classicsレーベル主宰にして非常に高品質なトラック、ラップを聴かせてくれるアーティストFUNKY DL(ファンキー DL)の1997年リリースの1stアルバム『クラシック・ワズ・ザ・デイ』です。from UK。最近は本場アメリカでも注目され、ミッシー・エリオットやキース・スウェットなどの楽曲、エムフロウのリミックスなんかも手掛けています。

 ヌジャベスで広く知られるようになったHYDEOUT PRODUCTIONをからも作品をリリースしていて(というか確実にHYDEOUT人気の一翼を担っています)、ここ最近特に頻繁に名前を聞くようになりました。下にも載せましたがHYDEOUTのコンピにも当然入っています(1曲はヌジャベスとのコラボ)。聴き易いのでヒップホップ初心者にもオススメです。

 こちらが試聴です。FUNKY DLの他のアルバムも聴けますので、上の音が気になった方は確実にチェック。私的おすすめは、温かくゆるいグルーヴがネタと共にエロイ2、ピアノもいいけどラップも軽快で気持ちいい4、ちょっとズルイよってくらい美味しいネタ使いとグルーヴにやられる5、エキゾチック・テイストが耳を惹く7、ハートウォーミングでキャッチーな8、ラテン寄りで女性コーラスが入るエロイ(またかい!)9、ウッドベース&滑らかなピアノが印象的な11、音数は少ないけどちょいダーティーでカッコイイ12、女性ヴォーカルをフィーチャーした普段HIPHOP聴かない人にもオススメな14、ドリーミーなパッドの音がいざなってくれる15曲目です。

 ジャケはどうかと思いますが、聴き所満載なので覚悟してお聴きください(笑)・・・
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ビョーク『Vespertine』

BJORK 『VESPERTINE』

 先日紹介したハーバートつながりで今日はBjörkを。まぁ説明不要のビッグネームですが、この音世界は一度は通過していただきたいものなので、このサイトでも扱っちゃいます。

 アイスランドの歌姫BJORK(ビョーク)の2001年リリースの、メジャーのオリジナルアルバムとしては4枚目になるのでしょうか?(サントラが間にありますね)『ヴェスパタイン』です。作品ごとにより進化・深化した世界観を見せてくれる稀有なアーティストですよね。

 マトモス、トーマス・クナック(Opiate)、マシュー・ハーバート等が参加し、絶妙な電子音系プログラミングに、児童合唱団までも加わったビョーク・ワールド全開(彼女の作品は毎度ワールド全開ですが)の作品です。

 夢幻的・白昼夢・内向的・美・繊細・荘厳・崇高・実験・自信・精神・デジタル・アナログ・・・なんかいろいろな言葉が浮かびますが・・・。極上のファンタジー・ミュージックです。一聴やさしい印象なのですが、精神の深いところを突くような、そんな声そしてアンビエントなサウンドです。

 こちらが試聴です。

 すぐにまた追記します・・・
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バディ・リッチ『The Roar Of '74』

BUDDY RICH 『THE ROAR OF '74』

 今日は高速スウィングの、激しいジャズを紹介します。切れてます。メーター振り切ってます。ロック特にハードめな音が好きな方、ジャズは退屈という方、ぜひ聴いてください。こんなのもジャズの棚には並んでいるんですよ~。

 ちょっと短いですが1曲目のイントロからどうぞ→Nuttville

 先日のヒルドの時に触れましたアメリカの白人ジャズ・ドラマーBUDDY RICH(バディ・リッチ 1917-1987)。彼の1973年録音の『ザ・ロアー・オブ・74』です。ビッグ・バンドものですが叩きまくり、あおりまくりです(笑)。気分爽快ノリノリです。

 バディ・リッチのドラミングの特徴はまずスウィング感。白人には叩けないと言われていたスウィングを、超高速にアグレッシヴに実現しています。そしてバンドをぐんぐん引っ張っていくドライブ感、スピード感でしょうか。とにかく手数が多い!百聞は一聴にしかず。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、ホレス・シルヴァーによるゴージャス且つドライヴ感溢れる演奏がたまらない(下でもう少し言及します)1、ファンキーでブラス隊のアンサンブルもいい熱い印象の3、ハイテンポで非常にキャッチー!ゴキゲンな4、スパイっぽいもう単純にカッコイイでしょ!血管切れそうな5、ちょっとアヴァンギャルドなセクションが耳を引く7曲目です。

 ムーディーな6曲目以外ほとんどメーター振り切ってます(笑)・・・
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ナイン・インチ・ネイルズ『With Teeth』

NINE INCH NAILS 『WITH TEETH』

 今日は打って変わって激しめなロックですが、美しいロックです。90年代からロック界でカリスマ的人気を博しているNINE INCH NAILS(ナイン・インチ・ネイルズ)の音を紹介します。

 特にロックを耳にする方はすでにご存知の方がほとんどだと思いますが一応。NINE INCH NAILSはTrent Reznor(トレント・レズナー・・・マリリン・マンソンのアルバムを手掛けたことでも知られていますね)が打ち込みやサポート・ミュージシャンを駆使して活動しているユニットで、90年代にインダストリアル・ロック(言葉のイメージどおり機械的・金属的なビートにエッジの効いたギターがのったヘヴィロック)の先駆者と称されています。こちらは2005年にリリースされた『ウィズ・ティース』です。

 今作は賛否両論ありましたが、私は肯定派です。とてもメロディアスな印象。相変わらず「凶暴なまでの音圧・音のキレ」&「琴線触れまくりのやさしいピアノフレーズ」が相反する要素として存在していますが、これまでに比べて音数は少なめで実にポップ(聴き易いという意味で)です。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、NINとして以前では考えられないほどポジティヴな響きのある1、高速のマシン・ビートにキレた歪んだ音たちが暴れる実は静かで逃走感ある中間部が好きな2、後半のカオティックなピアノが印象的で6&7拍子が絡んだ3、裏拍のシンセが気持ちいいダンスビートの4、じわじわくるローテンポな6、疾走感のある単純にカッコイイハード・ロック9、ゆっくり静かにでも確実に高揚感が得られる10、フィードバック・ギターが織り成す別世界12曲目です。

 インダストリアルという括りよりは真にロックであると・・・
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内田光子『Schubert: Piano Sonata D. 960/3 Klavierstucke D. 946』

MITSUKO UCHIDA 『SCHUBERT:PIANO SONATA D.960 / 3 KLAVIERSTUCKE D.946』

 だいぶご無沙汰しておりましたクラシック・カテゴリー。ようやくちょっとはゆっくり音楽が聴けそうなので、BGM系というよりはむしろしっかり聴く系(?)クラシックでいこうと思います。

 モーツァルトの録音で世界的に一躍その名を知らしめた日本人ピアニスト(イギリス在住)、内田光子が今日のアーティストです。そして彼女がモーツァルトの次に取り上げたFRANZ SCHUBERT(フランツ・シューベルト1797-1828)の作品の中から、31歳の若さで亡くなったシューベルト最後のピアノ・ソナタである『PIANO SONATA No.21 in B flat,D.960』が今日の一枚です。カップリングされている「3つの小品(即興曲)」と共に録音は1997年、当然ながらデジタル録音です。

 シューベルト最晩年1828年の作品で、この曲を作曲後数週間後に亡くなっています。ピアノ・ソナタとしては大作で、特に第1楽章は20分を超えるものとなっています。一言で言うなら「悟りの音楽」。喜怒哀楽を主観ではなく客観で捉えたような・・・説明しにくいですね。

 こちらが試聴(長めに聴けます)です。特別派手という楽曲ではないですが、変化に富みつつも陶酔感の強い演奏です。ぜひ手にとってしっかり聴いてもらいたい一枚です。

 第1楽章に集約されているのかもしれません・・・
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20060409235728
桜の中から外を見てみる。
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ハーバート『Bodily Functions』

HERBERT 『BODILY FUNCTIONS』

 エレクトロニカ好きなら避けては通れない、世の中的にも大名盤と称される一枚を今日も紹介します。結構いらっしゃると思いますが既聴の方はちょっと棚から引っ張り出してきて、ぜひ大きめの音で聴いてみてください。きっと今日も発見がありますよ!

 アイディアの塊であり、新たな音を生み出す魔術師(手品師?)であり、単純にオタクでもある。ドクター・ロキット、ウィッシュ・マウンテン、レディオ・ボーイ等の名義を使う奇才(安易な言葉ではあるが)MATTHEW HERBERT(マシュー・ハーバート)のHERBERT名義での2001年リリースの傑作『ボディリー・ファンクションズ』です。ビョークやレディオヘッドの作品も手掛けた事でも知られていますね。

 ジャンルという括りが特に難しいHERBERTですが、『BODILY FUNCTIONS』を何とか私なりに簡単に表現するなら・・・テクノ・ハウス・ジャズ・現代音楽(クラシック)の交点、といった感じでしょうか。実験的な要素も相変わらず強いです。一聴バラバラな内容の曲が並ぶんですが、ヴォーカルとピアノを大々的に取り入れたこともあってかバランスも良く、気付くと「もう一度聴きたい!」となっている極めて中毒性の高い音楽です。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、優美で哀愁のある昇天系2、おどろおどろしいけどリズミカルな3、ジャズなんだけれど電子音楽的なエディットが組み込まれた高揚感ある5、浮遊系パッドとピアノがいい"切な気持ちいい"ハウス6、この手の音楽さえも作れてしまうから恐ろしやHERBERT!生音主体のジャズ7、痛めな音も含めいろんな音が流れてくるのになぜか幸福感がある眼のレーザー手術音を使用したという8、夢幻的な11曲目です。

 ハーバートは機会があったらぜひライヴを。生サンプリング楽しくも強烈です・・・
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ケレティギ・ジャバテ『Sandiya』

KELETIGUI DIABATE 『SANDIYA』

 なんて幸福感に満ち溢れた音楽なんだろう!ぜひ「民族音楽なんて興味ないよ」っていう人も、今日だけは(いつも?)だまされたと思ってちょっとの時間私にお付き合い下さい!そう試聴だけでいいんで・・・。

 バラフォン(アフリカ式木琴)奏者として半世紀以上(なんと現在75歳!78歳と書かれているサイトもあるけれど彼の生まれた年やライナーからするとたぶん75歳)活躍している伝説のミュージシャン、KELETIGUI DIABATE(ケレティギ・ジャバテ)。彼の2005年にリリースした74歳にして1stアルバム、『サンジャ』が今日の一枚です。サブタイトルは「THE LEGENDARY BALAFON MASTER」とあります。

 故意に作られた訳じゃない、自然に生まれたポリリズムがこんなに気持ちがいいとは・・・。もともと私はポリリズミックな曲に弱い傾向があるんだけれど、この温かくポジティヴで癒されるようなポリリズムはとにかく最高です。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、バラフォンのみのシンプルで明るく楽しい演奏が聴ける息子ファセリと組んだ1、コラという民族楽器の音(音としてはギターやシタールに近い感じ)が聴ける2、ポリリズム万歳!アグレッシヴなアンサンブルが聴ける4、コロコロ転がるような美しいバラフォンに力強いヴォーカルが乗る9、軽快だけれどグルーヴのある10、和声と起伏(揺らぎ)が気持ちいい12、優しい歌モノでチャーミングな13、異国風情を満喫できる高揚感ある展開もいい力強い大曲14曲目です。

 非常に録音も良いディスクです・・・
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皆さま、こんばんは。

このブログを作ってもうすぐ半年になろうとしています。
ブログ作成時に「アクセス解析」なるものを仕込んでおいた
のですが、ユニークアクセスの合計が10000を超えました。

ご来場いただいた方、本当にありがとうございます!

これからは、よりいろんなジャンルの人(音楽以外でも)の
交点や何かしらのきっかけ(無責任^^)・ターニングポイント
に、少しでもなれたらいいなと。


話は変わって、地味な改造(マイナーチェンジ)をしました。
まず文字がごみごみしていて読みにくかったので、行間を
広めにしました。それでも字がびっしりだと読みづらいです
が・・・(苦笑)。まぁ少しは改善したということで。

あと「ジャケット美術館」でジャケ周りのリンクの線(ブラウザ
によってですが)を消しました。よりスッキリとジャケがご覧
いただけるようになったと思います(特にWin)。私のPCの設定
ではジャケの周りに青い縁取りが出来て、どうも気に入らなか
ったのです。簡単なことなのですが、ちょっと面倒で後回しに
していました。

「ジャケ美」で気がかりなのは、ページが非常に重くなって
きたことです。扱ったディスクも130枚を超え、1ページに
収めるのは厳しくなってきました。これも近いうちに改善し
ないとならない問題です。

 より良いスタイルを模索しつつ・・・
大きな感謝と小さな改造の続きを読む
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ヒルド『Moving On』

HIRD 『MOVING ON』

 つい先日北欧はフィンランドのジャズ・バンド、ファイヴ~を紹介しましたが、今日は同じ北欧でもスウェーデンからの音を。

 さしあたってBGMにどうぞ→I Love You My Hope

 スウェーデンはヨーテボリ(=イエテボリ・・・ストックホルムに次ぐスウェーデン第2の都市)出身のChristoffer Berg(クリストファー・ベルグ)のソロ・プロジェクトHIRD。そのHIRDの1stアルバムが、2004年にリリースされたこの『ムーヴィング・オン』です。

 ニュー・ジャズと言われる中で、先のファイヴ~が「クラブ・ミュージックを感じさせるジャズ」ならこのHIRDの作品は「ジャズを感じさせるクラブミュージック」といったところでしょうか。ジャジーな音使い・グルーヴ、彼の友人である日系スウェーデン人ユキミ・ナガノの柔らかい歌いまわし、そして独特の浮遊系ポップ感・透明感がたまらない1枚です。

 こちらが試聴です。下のHMVやAMAZONで紹介した国内盤と輸入盤(上の試聴)では曲順が違います。ご注意下さい。輸入盤の曲順でいくと私的おすすめは、透明感あるエレピが印象的な上質のハウス3、流石にドラマーらしくドラムの音使いがマニアックな揺らいだ感じが気持ちイイ5、白人ドラマーであるバディ・リッチ(近いうちに取り上げます)へのオマージュ6、軽快なテンポで爽やかな風を感じるユキミ・ナガノの歌も良い8、スモーキーで表情の変わる曲展開が魅力の9曲目です。

 Christoffer Berg君の経歴を少し・・・
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アリシア・キーズ『Songs In A Minor』

ALICIA KEYS 『SONGS IN A MINOR』

 今日は上質な曲を書く女性R&Bシンガー・ソングライターを紹介します。2002年のグラミー賞の話題を1人でかっさらった(新人最多タイ記録となる5部門受賞!)、ALICIA KEYS(アリシア・キーズ)です。

 彼女が当時若干20歳という若さで、ほとんどの曲のソング・ライティング&プロデュースを手掛けた衝撃のデビューアルバム『ソングス・イン・A マイナー』です。2001年リリース、すでに全世界で1000万枚以上を売り上げている作品。

 全てのバランスが良いように感じます。デジタルとアナログ、オールド・ソウル的な部分とニュー・ソウル的な部分、尖った部分と柔らかく丸い部分。非常にアイディアに満ちた楽曲(クラシック音楽のフレーズを所々で聴かせてくれます)が多く、ゆっくりめなテンポの曲でも全く飽きません。特に後半のアコースティック主体で滑らかな楽曲は、感情を動かす力を持った非常に繊細な芸術品です。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、ピアノのコードとリズムに一聴してやられてしまったコーラスも気持ち良過ぎな2、ストリングスの使い方が上手いシングルカット曲4、ゆるいグルーヴとちょっと荘厳な感じが印象的な5、リズムだけ変えればそのままクラブ・ジャズやハウスになりそうな6、押し寄せるように盛り上がる曲展開と彼女の低い声の魅力が表れた9、イントロのストリングスがエキゾチックな印象のJimmy Cozierとのデュエット11、リズムトラック無しで繊細なアコースティック・ギターとピアノとベースのみというシンプルな構成ながらドラマチックで広い世界観を見せてくれる12、胸を締め付けられるように切ないメロディーがたまらない13曲目です。じっくり聴くと捨て曲はありません。むしろ気を抜くセクションが欲しいくらい(笑)。

 久しぶりに聴きましたが、ダテにグラミー5部門獲ってないです・・・
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砂原良徳『Lovebeat』

砂原良徳 『LOVEBEAT』

 みなさん「THE お花見」はされましたか?今日はお花見に合いそうなテンポ遅めの、まどろみ系エレクトロニカを。構成美、わびさび、エレクトロニカなのに古き良き日本を想起させてくれる音楽です。

 さしあたってBGMにどうぞ→Spiral Never Before

 ご存知電気グルーヴのまりんこと砂原良徳の、電グル脱退後2001年にリリースした『ラヴビート』です。ソロとしては4枚目となるアルバムです。前作までの航空絡みの3部作と打って変わって、今作はジャケット・デザインが示すような反復による美を強く意識させてくれる作品。

 無駄な音がないというか、1つ1つの音にしっかりと意味があるというか。非常にシンプルで音数は少ないです。音が多層に重なることも少ない。減らすことで生まれる深く美しい時間と空間。概してミニマルなトラックに、心の琴線に触れてくる電子音と、それに自然に溶けるサンプリング&加工された声(クラフトワーク的)。ぜひチル・アウトして下さい。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、曲名どおりスペイシーなパッドの音と尖った音のバランスが秀逸な2、美しく優しく展開するメロウな一押し5、ミニマルなピアノ曲6、ちょっと跳ねたリズムとシンセ音が気持ちイイ8、こちらもシンセのフレーズが極上なムードを作る9、幻想的・神秘的な印象の瞑想系10曲目です。

 侘び寂びを感じていただけましたか?・・・
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ピンク・フロイド『Dark Side Of The Moon』

↓↓当サイトで紹介した他のピンク・フロイドのディスクはこちら
PINK FLOYD

PINK FLOYD 『THE DARK SIDE OF THE MOON』

 今日から新年度ですね。私はドタバタであまり実感が湧かないのですが。エイプリル・フールとか花見とか、何かアクションは起こしました?私は時間的に軽くウソをつくのが精一杯です。まぁ車を運転すれば桜は見えるし・・・(諦)

 新年度一発目はご存知PINK FLOYD(ピンク・フロイド)です。「名前は聞いたことあるけど、音を意識して聞いたことはないアーティスト・ランキング」なるものがあったら、かなり上位に食い込んできそうなイギリスのプログレッシブ・ロック・バンドです。メンバーはロジャー・ウォーターズ、ニック・メイスン、リック・ライト、デヴィッド・ギルモアです。こちらは1973年リリースの8枚目『THE DARK SIDE OF THE MOON』邦題『狂気』です。詳しくは下で。

 壮大な音絵巻です。繰り返しなんてものは存在しない(変化していく)、前進する(先進的)という意味で本当にプログレッシヴな時代のロックです。シンセサイザーを大々的に導入している今作。良い音&大きい音で聴くとホントにいろんなSEが入っていることに驚かされます。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、有名な心臓の鼓動のイントロから始まる音響的にもすばらしくゆるいテンポながら浮遊感あるトリップ系1、テクノにも通じそうなこちらもトリップ系ウネウネな2、短かいけれど壮大な物語のような4、安直な(笑)SEは入るけどまったりグルーヴでAORっぽくもある7拍子からの展開がハードなブルースで気持ちイイ5、ポストロックにも通じるようなマイルドな覚醒感が味わえるAメロがいい6、ドラマの終わりのような清々しい高揚感が得られる9曲目です。ほとんどの曲が曲間ゼロで繋がっています。全曲通して聴いてひとつの作品といった趣です。

 モンスターアルバムとか言われますが・・・
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