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2006/06/24(土)

MODEL 500 『DEEP SPACE』
そういえば私幼少の頃は特にインナー・スペース「自分」に閉じ篭ること、そして超アウター・スペース「宇宙」に想いを馳せることが好きだったなぁ(告白^^;)。昨日に続く現実逃避の手段になり得る作品を(こちらはジャケットによる)。音は久しぶりのデトロイト・テクノです。デリック・メイ、ケヴィン・サンダーソンと並び「デトロイト・テクノ・オリジネイター(第1世代)」の一人として知られるJuan Atkins(ホアン・アトキンス)。サイボトロンやインフィニティといった名義も使う彼のメインとも言える名義MODEL 500(モデル500 Model Five Hundredと読みます)のオリジナル・アルバムとしては1st、1995年リリースの『ディープ・スペース』が今日の1枚です。
大半の曲をドイツ、ベルリンで録音しているのも興味深いところです(ついに現在はドイツ在住)。ジャケット通りのコズミック具合と甘美な音使い、そしてファンクを感じるリズム・パターン。曲調・テンポのヴァリエーションは豊富ながら、全体の印象は「宇宙的」にまとめられているので統一感もあり聴きやすいです。ドイツ録音の影響か宇宙のような絶対零度とはいきませんが適度なヒンヤリ感があるので、曲によっては寝苦しい夜のお供にいいかも知れません^^。
こちらが試聴(結構長めに聴けます)です。私的おすすめは、これぞスペース・ファンク!黒っぽいのが滲み出た1、揺らぎのあるサウンド・ちょっと前のめりの四つ打ちリズムが中毒性の高い2、特に音色のチョイスがすばらしい涼しげな4、ジャズ的なアプローチが見え隠れするテクノにして5拍子!5、ひたすらシンプルな音に身を委ねるだけのスピード感あるミニマル6、デトロイト・テクノの良さが詰まった「I Wanna Be There」8、音は薄く軽いのになぜか体が動く陶酔感もある9曲目です。
ひんやりとした感触と、根底にあるタフなリズムのファンクネス・・・
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