fc2ブログ

2006年06月28日

2006年06月28日 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/06/28(水)
キングス・オブ・コンビニエンス『Riot On An Empty Street』

KINGS OF CONVENIENCE 『RIOT ON AN EMPTY STREET』

 何なんですか、この温か味がありながらどこかクールで絶妙な配置、尚且つ余裕溢れる雰囲気のジャケットは!しかもこの真ん中の女性、メンバーじゃないし(ゲストのFEISTですかね)^^。私的にはもうこれだけで佳作以上確定といった感じなんですけど(笑)。先に申しますと、やさしい気持ちになりたい時にオススメの1枚です。

 北欧ノルウェー出身の、2人の実力あるマルチプレイヤーERLEND OYE(アーランド Vo、G、Piano、Dr)とEIRIK GLAMBEK BOE(アイリック Vo、G、Piano、Dr)によるフォーク、ネオアコ的デュオがこのKINGS OF CONVENIENCE(キングス・オブ・コンビニエンス)です。今日の1枚は2004年リリースのオリジナルとしては3rdとなる『ライオット・オン・アン・エンプティー・ストリート』です。

 何というか周囲に創り出す空気が、緯度の低い私たちとは全く違うといった感じ。透明感って言うんでしょうかね。なぜこうも同じ楽器の組み合わせながら、出てくる音が違うのか?ハーモニーは深みと浮遊感を両立させ、アコースティックで生身な音・メロディは心の琴線に否応なしに触れてきます。ぜひフルレングスでご賞味あれ。

 こちらが試聴(要FLASH PLAYERですが、フルレングスでいけます!)です。FLASH不可な方はこちらからどうぞ→試聴。私的おすすめは、ピアノとストリングスが特に琴線に触れてくるウェットな印象の「Misread」2、2人の声・ハーモニーの魅力が詰まった心洗われる3、ちょっとボサノバな曲調で女性Vo.Feist(後述)のコーラスも入るやや切ない系5、アンニュイなゆるいグルーヴが気持ちいい6、バンジョーがチャームポイントなロックっぽい7、いろんな意味で中性的なボッサで後半の和声で昇天できる9、2人のみで奏でられる極上の癒し系(安易な表現でゴメンナサイ)「Surprise Ice」10、後半再びFeistをフィーチャーしたアルバム最後にふさわしいチルアウト加減の12曲目です。

 ネオアコ好きはハマる可能性大ですが、帰ってきてくださいね(試聴から)^^・・・
キングス・オブ・コンビニエンス 『RIOT ON AN EMPTY STREET』の続きを読む
スポンサーサイト



他のオススメ!ROCK/POPS | コメント:4 | トラックバック:0