2006年07月

2006年07月 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
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 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/07/31(月)
リトル・フィート『Dixie Chicken』

LITTLE FEAT 『DIXIE CHICKEN』

 ジャズやヒップホップ、R&B、クラブミュージックばかりにグルーヴがあるわけじゃなく、当然ロックにもいろんなグルーヴが存在するわけです。今日はゆるくずれるグルーヴが最高に気持ちいいサザンロックをお届けします。

 1969年、フランク・ザッパ(当サイト内記事→ザッパ)のマザーズ・オブ・インヴェンションのメンバーだったLowell George(ロウエル・ジョージ Vo&G 1945-79)を中心にロサンゼルスで結成されたロック・バンドLITTLE FEAT(リトル・フィート)。彼らの1973年リリースの3rd『ディキシー・チックス』です。LITTLE FEATはキテるジャケットが多いですね(特に2nd)。

 よくニューオリンズ色の濃いサザンロックの代表格として語られますが、実際聴くと音楽性はかなり広いように思います。広義でのアメリカン・ルーツ・ロックが何種類も絶妙にミックスされた、刺激的なカントリー・ブルースといったところです。ロウエル・ジョージのスライド・ギターの気持ちいいことと言ったら!ねちっこいもっさりグルーヴが病み付きになります(笑)。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、多くの人に体験してもらいたいもっさりグルーヴ全開のタイトル曲「Dixie Chicken」1、小気味良いファンク「Two Trains」2、ゆったり落ち着いて聴ける6、特にイントロに惹かれる7、このねじれ具合は最高!ひねくれロックが好きな人は必聴「Fat Man in the Bathtub」8、洗練されたフュージョン感(特にイントロ)漂うカッコイイ「Juliette」9、チルアウト出来るゆるいインスト10曲目です。

 ぜひこういうロックも聴いて欲しい!全曲質高いです・・・
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高橋悠治『Sonata & Interlude』

YUJI TAKAHASHI 『JOHN CAGE:SONATAS AND INTERLUDES FOR PREPARED PIANO』

 久しぶりに脳活性化系クラシックの大本命、現代音楽を紹介します。現代音楽家として世界的に最も広く知られた作曲家の1人、取り上げるのが遅くなりましたがJohn Cage(ジョン・ケージ 1912-1992)を紹介します。John Cageは「4分33秒」だけじゃないんですよ。

 Prepared Piano(プリペアド・ピアノまたはプリピアード・ピアノ)と呼ばれるピアノの弦にゴム、金属、木などを挟んだり乗せたりしたピアノで演奏されるために書かれた楽曲『ソナタとインタールード』。1946~48年に作曲されたものです。ちなみにprepare(プリペア)とは「前もって準備する」という意味です。演奏は日本の作曲家・ピアニストで現代音楽のスペシャリスト高橋悠治、1975年の録音です。
 
 ジョン・ケージの『プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』はぜひテクノ好きに聴いて欲しい音楽です。アンビエントというかアヴァンギャルドというか。あとコアなワールド・ミュージック好きにもアピールすると思います。プリペアド・ピアノは元来、複数の打楽器をドラムセットのように一人で演奏するために、その代替として考えられたものだそう。なるほど!

 こちらが試聴icon(長めに聴けます)です。

 ぜひガムランを思わせるリズミカルな前衛音楽・現代音楽をお楽しみください・・・
高橋悠治 ケージ 『プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』の続きを読む
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YUKI『Joy』

YUKI 『JOY』

 久しぶりにJ-POP万歳!J-POPど真ん中を紹介します。すごく好きな1曲があるんですよ。その曲を聴くためだけにこのディスクをデッキに乗せたりします。昨日久しぶりに聴いて、やはりいてもたってもいられなくなったので取り上げます。

 皆さんご存知元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のヴォーカルで、ファッション等でも希有のポップ・アイコンっぷりを発揮するYUKI(ユキ)の、ソロ・アルバムとしては3枚目の『ジョイ』。2005年リリースです。先に申し上げておきますと、私が聴くたびに鳥肌が立つゾッコンな1曲は4曲目「Walking on the skyline」、この1曲だけでもいいから聴いてください!

 良い意味で非常にポップ。感情全てを飲み込んだ上での真剣なポップ。だから泣きそうになるほどシリアスで、切なくなるポップスもここにはある。曲調はバラエティー豊かでどの曲もキャッチー。歌詞も深く共感を生むような幅広く感情豊かなもの。

 こちらが試聴(PV・動画もあります)です。私的おすすめは、ハウス&ファンキーなダンス・ポップス「舞い上がれ」1、心の琴線に触れてくるやさしいメロディーが印象的なタイトル曲「JOY」2、CMでもおなじみだった結構ロック「ハローグッバイ」3、このレビュー書くために聴いてもまた泣きそうになった一押し「Walking on the skyline」4、前向きに生きて行こうと思う甘酸っぱい「スウィートセブンティーン」5、ロックのようなドライヴ感あるノリノリ・テクノ・ポップ「ブレーキはノー」9、カット・アップされたアコギの音が気持ちいいドラマティックな「キスをしようよ」10、流麗なストリングスが広がりを生んでいる感傷的な「Home Sweet Home」13曲目です。

 またも鳥肌、泣きそうになりました^^;・・・いやゴメンナサイ、泣きました・・・
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ファレル『In My Mind』

PHARRELL 『IN MY MIND』

 いや、待ちましたよ(ね?)。延期、延期にまた延期。本当にリリースされるのかなと思っていたところにいきなり届いたこのディスク。調子に乗って今日も下に「ANGEL」という曲のPV(安易ながらYOUTUBEより)載せておきます。

 以前ナードを取り上げた時に紹介したプロデューサー・チームネプチューンズの片割れPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)のソロ・アルバム『イン・マイ・マインド』。2006年、つい最近リリースされたばかりです。HIPHOP好きはもとより、どちらかというとちょっと刺激のあるR&B/SOUL好きあたりに薦めてみたい感じです。

 やはりこの人はすごいと思います。ネプチューンズでの仕事よりも洗練度はやや低い気はしますが、とにかくアイディア満載。どこからこんなに溢れてくるんだろうと。それに既聴感のあるトラックもファレルのファルセットが乗るだけで、Pharrell Williamsのモノとなってしまうようなワールドを展開。結構懐かしい音色を使っているのに新しい、クリエイティビティ全開です^^。

 こちらが試聴(かなり長く聴けます)です。私的おすすめは、先行シングルでベースラインがぐいぐい引っ張る「Can I Have It Like That? FT.Gwen Stefani」1、アップテンポでテンション上がるブラスアレンジが印象的な「How Does It Feel」2、このもっさりグルーズはPHARRELLの十八番ですよね「Best Friend」4、軽快でチャーミングなファルセット全開の「ANGEL(PVは下)」8、リラックス・グルーヴな2曲がくっついた「Young Girl - feat.ジェイ Z / I Really Like You」9、抽象的な響きが心地良い「Stay With Me - feat.プッシャー T」11、音のチョイスが突飛でラシイ「Baby - feat.ネリー」12、柔らかくキャッチーこの耳なじみの良さは職人技「Number One - feat.カニエ・ウエスト」14曲目です。

 滑らかな耳馴染みの良いトラックが多いです・・・
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テリー・キャリアー『Speak Your Peace』

TERRY CALLIER 『SPEAK YOUR PEACE』

 今日は予告どおりR&Bというかジャジーなソウルをお届けします。ゆったりとした落ち着いた時間を演出してくれる1枚です。ゆるめのクラブジャズ好きにはど真ん中だと思います。スルーしていた人はぜひ。

 60~70年代(主に70年代のリリースが多かった)にシンガー・ソングライター&ギタリストとして、フォーク、ジャズ、シカゴ・ソウルの要素を併せ持つ独自の作品をリリースしてきたTerry Callier(テリー・キャリアー)。彼が90年代後半に再び音楽界に戻ってから(詳しくは後述)の作品。2002年、Mr. Bongoからのリリース『スピーク・ユア・ピース』です。

 Terry Callier、「Mr.フリー・ソウル」そう呼ばれているようです。今作のプロデュースは彼をリスペクトしていたインコグニートのブルーイや4ヒーローのマーク・マックが担当。柔らかく温かいアコギと、深くややかすれたスモーキーなTerry Callierの声の魅力を存分に引き出すことに成功しています。土の匂いはしませんが、洗練された大人のソウルをぜひご賞味あれ。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、ストリングスとパーカッションのアレンジがまさに4ヒーローを思わせるいきなり一押し「Monuments On Mars」1、温かく横に揺れるグルーヴがなんとも心地良い2、イントロから惹かれるドラマチックな5、フュージョンの香りもあるジャズ「Sierra Leone」7、ジャジーなグルーヴにテリー・キャリアーのスキャット交じりのライムが染みてくる8、とてもやさしい旋律が泣ける曲タイトルはナント「Tokyo Moon」9、サックスとフェンダー・ローズが実にエロイお洒落な「We Are Not Alone」10、抽象的でドリーミーなスロー13、ディープなジャズ14曲目です。

 声とアコギの魅力満載です・・・
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空
 未だに目に軟膏を塗る生活が続いております。
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スズキスキー『Ozma』

↓↓当サイトで紹介した他のスズキスキーのディスクはこちら
SUZUKISKI

SUZUKISKI 『OZMA』

 結構待った感じ。っていうのも最近レイ・ハラカミがいろんな形での作品をリリース・ラッシュしていたので、私の中で彼とはどうしても切れないSUZUKISKI(スズキスキー)のアルバムは、強く待ち望んでいたもののひとつだったのです。

 SUZUKISKI、鱸こと鈴木隆弘。今作はSoup-Diskのサポートで自らのレーベルLogic Records(ロジック・レコード)を立ち上げ、その新レーベル第1弾となる『オズマ』、2006年つい最近発売になったばかりです。気付くと前作『Helix』から3年以上経っていました。

 原盤制作まで全曲完全宅録というだけあって、非常にプライベートな印象です。あと音響的、音的に楽しい試みが多いと感じました。尖った音、丸い音、生音、電子音。故意に加工され元と違う印象になった音達も集まって、ひとつの空間を作り上げてる感じ。そしてその空間の重力は結構少なめ。全体的に浮遊感あります。ハラカミ好きでスズキスキーを聴いたことのない人は迷わず試聴しましょう。

 こちらが試聴icon(iTunes専用です。インストールしていない方はこちらからフリーでダウンロードできます。→iTunes 曲名をダブルクリックで18曲全曲聴けます)です。iTunesが起動します。iTunesを入れたくない方、もう少し長めに聴きたい方はこちらから5曲聴けます。→Soup-Disk 私的おすすめは、時間というものを感じされられるタイトル曲1、尖ったり丸かったり様々な電子音が踊る抽象的な「hint oyaji」2、ビート(バスドラム)がフカフカしていて気持ちイイ四つ打ち「cow」3、短いけれどやさしい気持ちになれる和声がいい5、夢幻的なビートなしアンビエント「dead death」6、リズムも音の流れ・メロディーもなかなかに突飛な「forever」8、ぼよんぼよんしながら耳には刺激的な「doodling」10、アヴァンギャルドで途中で曲調の変わる11、ハウスっぽいというか2STEPっぽいというか踊れる「diode」12、ファットなビートでこちらも踊れる「school zone mix」13、イントロのシンセから宇宙一直線な「nagisa」14、短いけれどすごく快適な四つ打ちグルーヴ17、中毒性の高いミニマル感のある「saturday mix」18曲目です。

 絶妙なバランス。真摯とユーモア・・・
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シュタルケル コダーイ『Sonata for Solo Cello』

JANOS STARKER 『KODALY:SONATA FOR SOLO CELLO / DUO FOR VIOLIN AND CELLO』

 今日はクラシックなのですが、すでにだいぶ以前から廃盤となっているディスクを紹介せねばなりません。ならないこともないのですが、私がコダーイの「無伴奏チェロソナタ」はシュタルケル盤しか持っていないので紹介できないということです。

 ハンガリーの作曲家で学者Zoltan Kodaly(Kodály Zoltán コダーイ・ゾルターン 1882-1967)の、だいぶ前に放送されていたサントリーウイスキー「ローヤル12年」のCMでヨーヨー・マが弾いてる曲として有名になった(憶えてます?)、「無伴奏チェロ・ソナタ」です。演奏はこちらもハンガリー出身のチェロ奏者Janos Starker(János Starker ヤーノシュ・シュタルケル)です。一部のクラシック好きにはかなり有名な1948年録音のものです。CDですが。カップリングは「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」と「チェロとピアノのためのソナタ」です。

 実は私がこのディスクを手にしたのは当然だいぶ前、CM以前なのですが、ひょんなことで出会ったCDなのです。仲の良い先輩に「あの、無伴奏チェロなんたらっていうやつ聞きこうと思っているんですけど・・・」なんて話をしたら、このディスクを強烈に薦められたのです。長くなりそうなので続きは後述。

 こちらが現在出回っているシュタルケルのコダーイ、1970年日本での録音です。試聴(長めに聴けます)です。2~4が「無伴奏チェロ・ソナタOp.8」、5~7が「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7」です。RealOneとWindowsMediaで聴けるフレーズが違うので、特に有名な「無伴奏チェロ・ソナタ」冒頭部を聴きたい方はWindowsMediaの2曲目からどうぞ。リンク先の1曲目はコダーイではなく、ハンス・ボッタームントの作品「パガニーニの主題による変奏曲」です。

 こだわりある1948年の録音はですね・・・
シュタルケル コダーイ 『無伴奏チェロソナタ』の続きを読む
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マティアス・フォークト・トリオ『Changing Colours』

MATTHIAS VOGT TRIO 『CHANGING COLOURS』

 今日はジャズ。ピアノ・トリオです。でもぜひクラブミュージック好きの方に聴いて欲しいジャズなんです。そして気が向いたらぜひ感想も聞かせて欲しいんです。私はクラっときました。

 『re:jazz』(詳しくは後述)という文字列、目にしたことのある方も結構いらっしゃるかと思います。簡単に言うとクラブ音楽を生ジャズにアレンジしちゃおう、という企画。その中心アーティストがこのMATTHIAS VOGT TRIO(マティアス・フォークト・トリオ)なのです。こちらは2006年INFRACom!レーベルからリリースされた、意外なことにデビューアルバム『チェンジング・カラーズ』です。

 ハイソ(死語?)な感じですよ。ちょっとセンチメンタル度が高いけれど、洗練されたお洒落な印象で、BGMでかかっていたらそれだけでコーヒー何杯でもいける感じ(何だそれ!)。3曲歌モノあと7曲がインストの全10曲。和声感が絶妙にマイルドで素敵です。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、旅に出たくなるpetitフュージョン系「Circle Of Friends」2、落ち着いた曲でちょっぴりセンチメンタルな雰囲気が漂う「Wathermethod Man」3、オーガニックな歌ものクラブジャズ4、リズムもピアノの和声も凝っている結構アグレッシブな5、幻想的でたおやかな響きの7、比較的涼しめ(クール^^)な印象のアルバムの中で一際柔らかい温もりあるミディアムテンポの9、ボサノバ風味で小気味良い歌モノ「Pilot」10曲目です。

 全曲琴線に触れてくる上質っぷり・・・
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DJフード『Now Listen!』

DJ FOOD & DK 『NOW, LISTEN!』

 今日はちょっとまじめにカッコイイ、ミックス・モノを紹介したいと思います。とはいってもBPM(テンポ)お構いなし、ジャンル気にしない、というスタンス。トリップ・ホップ、ヒップホップ、ドラムンベース、ジャズを飲み込んだ聴かせるDJ MIXです。

 ニンジャ・チューンの看板アーティストDJ FOOD(DJフード)のゴキゲンなミックスがお聴きいただけます。今作は2001年リリースの『ナウ、リッスン!』、当然NINJA TUNEからです。一応「SOLID STEEL」というDJミックス・シリーズの1作目です。

 雰囲気はちょっとダークというかシリアスな感じなんだけれど、相変わらずの幅広い選曲とカット・アップ・テクで、ダイナミックにライブ感ある仕上がりになっています。基本的にはテクノとヒップホップを股に掛けるブロークン・ビーツなミックス。といいながらも結構聴かせます。さすがコールドカット直系といった所でしょうか。

 こちらが試聴です。2枚のディスクを完全に平行して、新たな音楽を作り上げることに成功しています。だから元ネタが分かりにくいものもあると思います。また曲間ゼロのミックスなので曲単位で選ぶのは難しいですが、ぜひ聴いていただきたいのは5~10曲目にかけての流れです。特に10曲目のドラベの高揚感は白眉。18~22曲目、ハービー・ハンコックからボーズ・オブ・カナダ(近いうちに紹介しますね)にかけてのややアンビエントな雰囲気も地味に素敵です。

 ドライブに最適な感じですが、飛ばし過ぎには注意が必要です(笑)・・・
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デ・ラ・ソウル『3 Feet High And Rising』

DE LA SOUL 『3 FEET HIGH AND RISING』

 今日はクラシックと呼ばれるような古めのヒップホップを。歴史に残る名作・名盤として、ヒップホップ聴く人には説明不要かと思いますが、ちょっとだけお付き合いくださいね。

 Posdnuos(ポスドゥナス)とTrugoy the Dove(トゥルゴイ・ザ・ダヴ)そしてPasemaster Mase(ペイスマスター・メイス)による2MC&1DJのユニットDE LA SOUL(デ・ラ・ソウル)。今日の1枚は1989年リリースの記念すべきデビュー・アルバム『3フィート・ハイ・アンド・ライジング』。プロデュースはPrince Paul(プリンス・ポール)、TOMMY BOYからのリリースです。

 聴いていただければ、いやジャケットを見るだけでもお分かりいただけるかと思いますが、とにかく明るい、楽しい、ユーモラス!ポジティブでピースなヴァイブが確実に伝わってきます。緻密に重ねられながらもポップに響くサンプリング・センスは特に抜群。HIPHOP好きで未聴な方にはマスト、普段聴かない人にもおすすめできる耳馴染みの良いヒップホップです。

 こちらが試聴(かなり長く聴けます)です。私的おすすめは、ブレイクビーツ「Magic Number」2、ファンキーで小気味良い3、ヒッキーだけのものじゃないということをお伝えしておきます「Can U Keep a Secret」5、中毒性高い変則ビートの「Jenifa Taught Me」6、スティーリー・ダンの「Peg」をサンプリングした「Eye Know」9、ホール&オーツの「I Can't Go For That」を使った「Say No Go」14、実にリラクシンで柔らかい「Buddy」18、ディスコ調のハッピー・チューン「Me, Myself and I」20、もっさりリズムが気持ちイイ23曲目です。

 気楽に聴けるHIPHOP。BGMにも最適です・・・
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フランク・ザッパ『Sheik Yerbouti』

↓↓当サイトで紹介した他のフランク・ザッパのディスクはこちら
FRANK ZAPPA

FRANK ZAPPA 『SHEIK YERBOUTI』

 ふと計算してみたんです。このサイトを作って9ヶ月。取り上げたフランク・ザッパのディスク、今日を入れて2枚。ザッパの残したアルバム・・・プライスレス、じゃなくて50枚以上。このペースでいくと現在私の持っている分を紹介するだけでも10年近く掛かってしまう計算・・・。

 ご存知(?)20世紀の大作曲家FRANK ZAPPA(フランク・ザッパ 1940-1993)、1979年リリースの『シーク・ヤブーティ』です。問題のあったワーナーからCBS/コロンビアに移籍しての作品です。うっかり^^;グラミー賞インスト部門にノミネートされた傑作。ちなみに79年にはナント5枚のアルバムがリリースされています。

 ほとんどライブからの音源をベースとして、そこにオーバー・ダビングで様々な音を被せるというザッパお得意の手法で作られています。曲間ゼロで繋がれており、まさにめくるめく・息もつかせぬ展開。非常にプログレッシブで高密度でユーモラス。

 こちらが試聴です。聴けるフレーズが違うのでこちらの試聴もどうぞ。私的おすすめは、ザッパの声が耳元でラウンジーに響く1、変幻自在でプログレッシブ・ロックな印象の「Flakes」2、ハイテンポでドライヴ感のある単純にカッコイイ3、こちらも疾走感があり中毒性の高い「I'm So Cute」4、シャッフル・ビートが軽快な5、黙ってギターを弾きまくる「Rat Tomago」7、ゆったり和める「Bobby Brown Goes Down」9、短いけれどチャーミングな「Baby Snakes」12、スペイシーでかっこいいアグレッシブなプログレ13、軽快でダンサブルな一応ヒット曲^^「Dancin' Fool」15、音使いがとにかくユーモラス16、カオティックで何でもありそしてにわかに宇宙的な密かに一押し「Wild Love」17、幻想的な12分を超える大曲「Yo' Mama」18曲目です。

 捨て曲なし!全18曲70分強のトリップ音楽です・・・
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 スイマセン。本日は開店休業でございます。

 当方目が悪くコンタクトを常用しているのですが、写真ブログ(→ACTIV-A 写真による脳活性化計画 こちらもよろしくですが)アップ後目にゴミが入ったらしいのです。無理して記事を書いていたのですが、ちょっとひどく片目が開けていられないようになりました。

 たぶん目薬差して寝れば良くなると思うので、今日は連載(?)お休みです。明日は今日ついさっきまで書いていたフランク・ザッパのディスクを紹介したいと思います。・・・小学生の日記みたいになっちゃいましたね^^;。

 コメントの返信も明日書かせてください。コメントをくれた方、ありがとうございます。

 ではおやすみなさい。
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ザゼン・ボーイズ『Zazen Boys』

ZAZEN BOYS 『ZAZEN BOYS』

 こればっかりは好き嫌いもあって、いきなりアウトという方も多いかもしれない。なんと表現しようか・・・初期衝動・エネルギーの塊みたいな音楽なんだけれど。

 元ナンバーガールの向井秀徳(Vo&G)とアヒト・イナザワ(Dr 2004年末脱退 現在のDrは松下敦)を中心に、同バンド解散後に結成。現ストレイテナーの日向秀和(B)と吉兼聡(G)を加え、向井自身「法被を着たレッド・ツェッペリン」とたとえるバンドZAZEN BOYS(ザゼン・ボーイズ)。彼が立ち上げたレーベルMATSURI STUDIOから2004年にリリースされた1stアルバム「ザゼンボーイズ」です。

 ロックはもとよりダブ、ファンク、ヒップホップさえも飲み込んだ混沌・衝動系サウンドに、グロテスクとまで言える向井秀徳の言葉・歌詞が乗る全13曲。振幅はロックだけれど、形にとらわれない自由な発想を具現化したような印象です。変拍子も多く私はそれだけで心惹かれちゃいます(単純>私)。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、カオティックにゆるいザッパチックな嵐の前の静けさ系1、もういきなり6拍子7拍子が飛び出す衝動性の高い「USODARAKE」2、高速な5拍子とふわふわした不安定なメロディーのサビが交互に訪れる「YURETA YURETA YURETA」4、日本の和の旋律をダイナミックなロックで料理した「COLD SUMMER」5、カッティング・ギターの気持ちいいこと!「MABOROSHI IN MY BLOOD」8、突飛なギター・フレーズが印象的な「IKASAMA LOVE」9、スペイシーな音響処理がいい「SI・GE・KI」10、譜割の細かいR&B的とも言えるような「KIMOCHI」11、諸行無常を切々と語る代表曲「自問自答」13曲目です。

 私も最初は抵抗があった口ですが・・・やられましたね・・・
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ディジー・ミズ・リジー『Dizzy Mizz Lizzy』

DIZZY MIZZ LIZZY 『DIZZY MIZZ LIZZY』

 今日は久しぶりにエッジの立ったハードなロックを。思い入れもあって当時良く聴きました。とてもトリオとは思えない厚みのあるアンサンブルが魅力です。ぜひドライブのお供に^^。

 ビートルズの『HELP!』の最後の曲から名前を拝借した(想像)、デンマークはコペンハーゲン出身の3人組ロック・バンドです。オルタナ・グランジ・ブーム真っ只中、1994年に産み落とされた衝撃的なデビュー作『ディジー・ミズ・リジー』です。

 初めて聴いた時、2曲目のイントロ聴いてクラッときたのを今も強く覚えています。ギター・オリエンテッドな3ピースで荒削りながら、結構心を動かす良いメロディー・アレンジを聴かせてくれる作品です。転調、変拍子を組み込んだドラマチックな楽曲に、メロウでメランコリックな透明感あるメロディー・ラインが気持ちイイです。さすが北欧!

 こちらが試聴iconです。下のHMVからの方が音質が良いかもしれません。私的おすすめは、とにかく驚いたイントロのリフからカッコイイ!アグレッシブで抜群のリズムセンス「Waterline」2、変幻自在で危うい感じのリズムが魅力の3、メロディの美しい4、心の琴線に触れてくるドラマチックなメロディそして転調!変拍子!と盛りだくさんな名曲「Glory」5、非常にノリにくい変拍子が素敵な6、なかなかに凝ったハードロック10、アップテンポで弾けた気分爽快系11曲目です。

 ロック好きはとにかく前半を試聴してください・・・
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ピンク・フロイド『The Piper At The Gates Of Dawn』

↓↓当サイトで紹介した他のピンク・フロイドのディスクはこちら
PINK FLOYD

PINK FLOYD 『THE PIPER AT THE GATES OF DAWN』

 つい先日7月7日Syd Barrett(シド・バレット 1946-2006)が亡くなったそうですね。享年60歳、死因は糖尿病に起因する合併症だそうです。ご冥福をお祈りします。この情報を知ったのが遅ればせながら今日だったので、追悼の意味も勝手に込めて、今日はサイケデリック・ロックを。

 シド・バレット在籍時のピンク・フロイド唯一のオリジナル・アルバム『ザ・パイパー・アット・ザ・ゲイツ・オブ・ドーン 邦題:夜明けの口笛吹き』。1曲を除いて全ての曲を彼が手掛けた、まさにシド・バレットのバンドだった1967年リリース、PINK FLOYDの伝説的1stアルバムです。

 歌謡曲しか聞かない人には全くもって理解不能な音絵巻、歌詞も難解。アンビエントや音響系に近い肌触りの曲あり、一聴フォーキーなポップソングあり、サイケデリック・ロックの名盤というだけあって色彩感豊か。ねじれたロックが好きな方は、一度は耳にしておいてもバチは当たらないと思います。いややっぱり素直におすすめします。じわじわきますよ^^。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、何でもありで輝いているまさにサイケな「Astronomy Domine」1、スピード感・逃走感があるスリリングな「Lucifer Sam」2、アンビエントで美しい世界観を描いた4、なんとも形容しがたい煙たい感じや幻覚的な感じがいい5、テンション高まるハイテンポな6、もう見えないものが見えているとしか思えない浮世離れのトリッピー・サウンドな大曲「Interstellar Overdrive」7、おもちゃ箱系カオティック・サウンド「Bike」11曲目です。

 精神崩壊をきたしたシド・・・本当に惜しい才能でした・・・
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岡村靖幸『家庭教師』

岡村靖幸 『家庭教師』

 暑さも何もかも吹き飛ばすような熱さ(熱苦しさ^^;)で今日は勝負。いや、むしろクールか。背筋がぞっとするようなネ。カッコイイですよ!・・・捕まっちゃいましたけどねぇ。

 自称「シンガーソングライターダンサー」の岡村ちゃんこと岡村靖幸。彼が1990年にリリースした4作目『家庭教師』です。あまりの刺激にいきなり拒絶反応という方も少なくなかっただろうと思いますが、私の中では彼の最高傑作。というか彼の能力・個性爆発っていう感じに圧倒された作品です。

 このセンス・アイディアはぶっ飛んでますよね。歌詞にも出てきますが「無難なロックじゃ楽しくない!」んです。非常にカラフルでセンスフル。突拍子もないことを平然と恥ずかしげもなく自分のものと出来る能力の持ち主。今聴きなおして、16年も経ったけれどその間、これだけたくさんのスイッチを入れられた人はJ-POP界には現れなかったんじゃないかなぁ、と思った次第。

 こちらが試聴iconです。ファンクでこの煌びやかさが許されるアーティストはホントに数少ない下で動画を張っておいた「どぉなっちゃってんだよ」1、メロウで美しい名曲「カルアミルク」2、キャッチーな絶品ファンク「(E)na」3、私の家庭教師のイメージが崩れるきっかけとなった(笑)4、サビが特に気持ちイイ比較的正統派なポップソング「あの娘ぼくがロングシュ-ト決めたらどんな顔するだろう」5、アグレッシブでぐいぐい引っ張られる8、ピアノの旋律に泣けてきそうなバラード「ペンション」9曲目です。

 久しぶりに聴きましたが、やはり名曲ぞろいです・・・
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ジョアン・ジルベルト『João Gilberto』

JOAO GILBERTO 『João Gilberto(Águas de Março)』

 暑い季節はやはりボサノバ。でWaters of March、三月の水・・・私は何度このアルバムに感動したら気が済むんだろう。今日は昨日に続いて大名盤です。でも聴いたことのない人には、想像しているよりもきっと刺激的なボッサだと思います。

 ボサノバというジャンルを創成に大きく貢献した1人、João Gilberto(ジョアン・ジルベルト)の1973年録音の作品『AGUAS DE MARCO 邦題:三月の水』です。ジョアン・ジルベルトによるギター&ヴォーカルに、Sonny Carr(ソニー・カー)パーカッション(ほとんどハイハット・シンバル)のみという、非常にシンプルな編成ながらとんでもなく広く深い世界を見せてくれる作品です。

 絶品です。「癒しとか和み」とかいった一種薄っぺらく(残念ながら私も良く使いますが)響く言葉では表現できないのです。一般的なボサノヴァのイメージ「太陽さんさん」な雰囲気はそれほど強くないのです。思いの外抽象的というか、中性的というか。まぁとりあえず彼のやさしく深い耳元でささやくような声をお楽しみください。

 こちらが試聴です。足りない曲は下のHMVからどうぞ。私的おすすめは、節回しリズム感が絶妙で気持ちいい1、いわゆるボサノバのイメージとは一線を画す夢幻的で迷走的な密かに一押し2、声に聴き入る4、サンバのクラシックの1曲に数えられる6、ちょっと不安定というか危うい雰囲気漂う9、奥さんMiucha(ミウーシャ)との温かいデュエット10曲目です。

 アンニュイな雰囲気もありますが、シリアスな感じもします・・・
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ビル・エヴァンス『Waltz for Debby』

BILL EVANS TRIO 『WALTZ FOR DEBBY』

 世界的にこんなにも有名で、本当の名盤を恥ずかしげもなく取り上げる当サイトへようこそ。今日はジャズ好きには要らぬお世話でしょうが、知らない人・聴いたことのない人には本気で(いつもです)オススメしたい作品です。

 Bill Evans(ビル・エヴァンス P 1929-1980)、Scott LaFaro(スコット・ラファロ B)、Paul Motian(ポール・モチアン Dr)による奇跡とまで言われるピアノ・トリオ。1961年6月25日日曜日、ニューヨークのクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブ録音『ワルツ・フォー・デビー』、リバーサイド四部作の1枚です。

 曲がりなりにも鍵盤を扱ったことのある私には、本当に宝物。音がこの瞬間に生まれでるスリル感と幸福感。「覚醒」という言葉を「感覚が研ぎ澄まされ、目が覚めた・迷いからさめた状態」と捉えるなら、きっとこの『WALTZ FOR DEBBY』は、最高に柔らかくやさしい気持ちを保持した状態での覚醒をもたらしてくれる希有な作品だと思います。

 こちらが試聴(長めに聴けます)です。足りないボーナストラックは下のHMVからどうぞ。私的おすすめは、知的で甘すぎない甘さ「My Foolish Heart」1、兎にも角にもこの一曲!チャーミングだけれどどことなくエレガントなビル・エヴァンスのオリジナル「Waltz for Debby」2、耽美だけれどキリっとした凛々しさのある「My Romance」4、軽快&リズミカルでコードワーク・展開共にスリリングで刺激的な「Milestones」6曲目です。ここまで書いて気づいたのですが、私のは国内盤の曲順です。微妙に違いました。ご了承ください。

 いつ聴いてもやさしい気持ちにしてくれるディスクです・・・
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リマ『This World』

RIMA 『THIS WORLD』

 ここ数日暗い色合いのジャケットばかりを紹介していたので、今日は少しカラーの入ったものを。この幾何学ジャケット、カッコイイですよね。よく見ると(上のジャケ、クリックすると拡大します)手書きなんですよ。

 それはさておき、エレクトリック・フュージョン、今日も和み系です^^。ウエスト・ロンドンを中心にクリエーターとして精力的な製作活動をしているDomu(ドムことDominic Stanton ※ガンダム関係なし)と、イタリアで「Neroli」と「Archive」という2つのテック系ブロークン・ビーツ/ハウス・レーベルを主宰するVolcov(ヴォルコフことEnrico Crivellaro)による双頭ユニットRIMA(リマ)。こちらは2003年リリースの彼らの1stとなるオリジナルアルバム『ディス・ワールド』です。

 歌を積極的に取り入れていて、ソウルフルで密かにダンサブル。激しく踊るというよりは、テンポを問わずゆったり自然に体が動くグルーヴ感。かなり緻密な作りながら、ジャズ/フュージョンはたまたワールド・ミュージックの感触も持ち合わせた一応ハウス・ベースの作品。熱くないのでBGMにも最適だと思います。オススメ!(←いつもか・・・)

 こちらが試聴です。私的おすすめは、イアン・オブライエンのKeyをフィーチャーした古き良きフュージョン2、コード・ワークとバウンシーなリズムが印象的な3、軽くムーディーなジャズ8、熱くなくソウルフルな歌モノ「Subdued」9、トライバルなイントロが素敵な11、アップテンポで滑らかなハウス「Real Love」12、リズムがマニアックで気持ちいい15曲目です。

 ドムとヴォルコフ2人のDJ/クリエイターの大人な仕事っぷりを感じます・・・
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コサイナー&キャピタル『Still』

COSINER & CAPITAL 『STILL』

 だいぶ前から紹介したいなぁと思っていたのだけれど、なかなか試聴が見つからなくて今に至りました。とは言ってもこのサイトで紹介する音としては新しめ2006年の作品、アンビエントというかチルアウトですね。

 日系アメリカ人で西海岸を中心に活動するトラックメイカー/プロデューサーCOSINER(コサイナー)と、シンゴ2の作品への参加でも知られるギタリストであり詩人CAPITAL(キャピタル)によるコラボレーション・ユニット。こちらは2006年リリースの3rd『スティル』です。

 良質なインスト・ジャズ・ヒップホップを聴かせてくれたCOSINERですが、このコラボでは比較的裏方。でも嫌味のない豊かな音使いで良い味出しています。親日家CAPITALのギターも艶があって良いです。全体的に温かく柔らかい雰囲気。HIPHOPリスナーとELECTRONICA/TECHNOリスナー、どちらもチェックですよ!レイドバック感全開。リラクシンでハートウォーミングな極上時空(何だそりゃ)をご堪能ください。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、島国ムード(ハワイアン?)漂う「Behind This Door」1、中間部で曲調が変わるスリリングでカッコイイ2、和の響きを感じる3、センチメンタルなアルペジオが印象的な5、明暗どちらにも解釈できそうな雰囲気がいい「Found」7、幽玄で艶かしいスローなタイトル曲「Still」10曲目です。

 和んで、チルアウトしていただけましたでしょうか^^・・・
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ユウ・ザ・ロック★『Xtrm』

YOU THE ROCK★ 『XTRM』

 XTRM→エクストリーム(extreme)と読みます。自由・拡張・肯定・前進・実験・・・・とにかくポジティブなエキス・メッセージをフル注入したジャパニーズ・ヒップホップです。ラップもトラックもユーモアの塊。底抜けに前向きで、刺激的で笑えます。カッコイイ!

 長野出身で15で上京。近頃はTVでの露出もある、日本のHIPHOPカルチャーの礎を作ったラッパーの一人でトップ・エンターテイナー、アニキことYOU THE ROCK★。今日の1枚は2002年リリースの通算6枚目『エクストリーム』です。テーマは「楽しむこと」これに尽きます。

 試聴していただけばわかりますが、1曲目「暖機」(短いインストです)から四つ打ちですからね。収拾が付かないほどに拡散する音楽への興味、それに自分のラップを乗せることで自分のものと出来てしまう能力。リスペクトできますね。

 こちらが試聴iconです。私的おすすめは、音使いは完全にテクノ/エレクトロニカな2、自己啓発メッセージを乗せたダイナミックな「Hip Hop Royal」3、ジャズな音を詰め込んだグルーヴがいい4、へヴィーでラウドなロックしてる5、ワールドにも手を出しちゃう楽しむしかない7、軽くフュージョンしてるトラックで遊ぶ11、スローで静かで抽象的な12、小西康陽が手掛けた慎吾ママ(懐かし~)直系のテーマパーク系「モンスタ-ロック」14、アコースティックで和める上品なトラック16曲目です。

 音楽の幅広過ぎで楽し過ぎな全17曲・・・

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 クリックで拡大します。えっいらないですか^^;。

 皆さん、いつも足を運んでくれて、本当にありがとうございます。なんとも切り出しづらいのですが、私・・・勢いで写真用ブログを作ってしまいました^^;。まだ何も手をつけていないのですが、これからは写真や日々思ったことは新ブログで綴ることにしようと思います。


 こちらがわたくしムーンの写真モードのブログです。まだすっからかんですが、よろしくね、です。→ACTIV-A 写真による脳活性化計画 まんまかい!


 そしてこのサイトは音楽専門にしたいと思います。タイトルに曖昧性溢れる「など」という文字列が入っていましたが、今日からは男らしく(?まぁ私は女々しいですが)「ACTIV-A 音楽による脳活性化計画」と言い切ることにしました!
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トム・ヨーク『The Eraser』

THOM YORKE 『THE ERASER』

 書かずにはいられませんでした(笑)。聴き込むことで印象が変わるかも知れませんが、そんなことはお構いなしに第一印象を綴りたいと思います。先に言っておくと全編歌モノです。

 いいです!というか私は好きです!

 つい先日取り上げた、音楽好きでその名知らない人はいないであろうUKのバンドレディオヘッド。そのヴォーカリストで作曲を手掛けるTHOM YORKE(トム・ヨーク)が今日の主役です。この1枚は昨日発売となった彼のソロとしては初のアルバム『ジ・イレイザー』、XL Recordingsからです。

 ザクッと言うと、前情報どおりつい先日取り上げた『KID A』に近いエレクトロニカ寄りの作風。でも確かに当時の音に近い感触はあるけれど、漂う空気の温度は全く違います。ヴォーカル・スタイルも人肌感あるものです。「レディオヘッドとして出せば・・・」という声も聴きましたが、私はバンドでのスタンスとはだいぶ違うなぁと感じました、直感的・感覚的なものですが。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、ピアノのイントロからやられる後半の夢幻的な音も良い一押しタイトル曲「THE ERASER」1、中近東系の音階に徐々に誘われる2、結構アグレッシブなビートを聴かせてくれる3、淡々と紡がれるTHOM YORKE流の21世紀発古臭いロック「Black Swan」4、歌い方もバンドより幅広い気がする5、同じく歌の自由度・ポップ度の高いファルセットに昇天系「Atoms For Peace」6、ダイナミックなファンクネスを感じる「Harrowdown Hill」8、中毒性高いシリアスな雰囲気のハイテンポ・エレクトロニカ「Cymbal Rush」9曲目です。

 トム・ヨーク『ジ・イレイザー』、全体通して気に入っています・・・
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東京ザヴィヌルバッハ『Cool Cluster』

TOKYO ZAWINUL BACH 『COOL CLUSTER』

 ジャズ好きに聞かせるのは一抹の不安が頭をかすめますが・・・まぁいいでしょう(開き直り)。ジャズ好きの方、ぜひ聴いてみてください!電子音の存分に入ったアヴァンギャルドなジャズです。

 デート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンでもお馴染みの2人、ジャズをベースに比較的先鋭的な音楽性を持つ実力派キーボード奏者坪口昌恭(Key&Computer"M" on macintosh)と、映画音楽監督/文筆家/音楽講師など肩書き多数の、おそらく現在最も忙しいジャズ・ミュージシャン菊地成孔(Sax&CDJ)によるユニットが東京ザヴィヌルバッハ。今日の1枚は2002年リリースのオリジナル・アルバムとしては1st『クール・クラスター』、生身の人間と機械の気持ちいい出会いです。

 リズム・セクションを担当しているのは、フランスで80年代に開発された「M」という、音楽を自動的に生成するコンピュータ・ソフト。M(B&Dr)による奇天烈なリズムトラックに反応・シンクロする2人のプレイは、熱くなくスリリング。コンピューター・ソフトとのセッションながら、血の通ったインプロヴィゼーション(即興)的な21世紀型フュージョンを聴かせてくれます。

 こちらが試聴(ちょっと長めに聴けます)です。曲は7曲と少ないですが10分近い大曲もあります。目くるめく展開で説明し難いので、試聴で聴ける範囲でのおすすめポイントを。私的おすすめは、ポリリズム感全開スットコリズムの2、坪口昌恭の柔らかい感覚が発揮された3、ファンクやフュージョンのグルーヴを感じる4、テクノ寄りサイバー・ファンク5曲目です。他の曲も試聴では聴けない美味しい仕掛けがたくさんあるので、踊れない系テクノが好きな人(生音好きは特に)にはツボ率高いと思います。

 実験的ですが、かなりポップな耳触りです・・・
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ラサール・カルテット シェーンベルク『Transfigured Night』

LASALLE QUARTET SCHOENBERG 『VERKLARTE NACHT OP.4』

 邦題『浄められた夜(浄夜)』、1899年に作曲された弦楽六重奏曲です。暗めの音使いと厚みで、本当に夜を思わせるサウンドが主体です。

 Arnold Schoenberg(アルノルト・シェーンベルク 187-1951)オーストリア生まれで、後にアメリカに帰化した十二音技法を創始したとも言われる作曲家です。新ウィーン楽派の親玉でもあります。演奏はLaSalle Quartet(ラサール・カルテット)に2人を加えた弦楽六重奏。シンプルですが、合奏版(後述)のややゴテゴテした感じも無く、スッと筋が通った演奏でおすすめです。

 この『浄められた夜』は標題音楽(物語等文学的なものを音楽で表現しようとすること)として書かれています。元となった詩はドイツの詩人リヒャルト・デーメルによる「浄夜」によるものだそうです。内容はざっとこんな感じです。・・・かつての恋人同士の男女が再会するが、「見知らぬ男の子を宿している」という女の告白に苦悶しながらも、月明かりの元で全てを受け入れる男の物語・・・濃い!

 肝心のラサール・カルテット+2人の音源がどうしても見つかりませんでした。申し訳ないです。それでもなんとかシクステットの音を見つけましたので載せておきます。こちらが試聴です。物語(ウンチク?)を知らなくても十分に聴けます。非常に緻密な作り・演奏で、映画を見ているような錯覚を覚える、優れた描写が魅力だと思います。

 でもそう思って聴くとやはりドラマチックですよね・・・
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メアリー・J.ブライジ『Mary』

MARY J. BLIGE 『MARY』

 今日はこの暑い季節に意外と合う、クールでしなやかなR&Bを紹介したいと思います。ぜひ軽く疲れた夜のひと時に。普段R&BやSOULは聞かないっていう人に特にオススメの1枚です。

 2005年末のアルバムも極上だったけれど、今回はちょっと昔の作品をば。女性ヒップホップ・ソウルの立役者といってもいいMARY J.BLIGE(メアリー・J.ブライジ)。彼女が1999年にリリースした、自らの名前を冠した『メアリー』、オリジナルとしては4枚目となるアルバムです。

 突き放した感じや電子音飛び交うということはないのですが、実にクールで理性的な響きを持った作品です。手は確実に込んでいて、トラックも実にバリエーションに富んでいます。普段は所謂ダンスミュージックしか聴かない、という人にぜひ一度耳にしていただきたいR&Bです。そして私はハマリました(笑)。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、ローリン・ヒルが手掛けた緩く夢見心地な「All That I Can Say」1、濃いめのグルーヴながら上モノとコーラスでスマートに聴かせるラップもフィーチャーした一押し「Sexy」2、このトラック&リズム感にはやられました中毒性高し!「Deep Inside」3、アコースティック・ギターのアルペジオが誘う4、実験的な響き漂う7、、ブロークン・ビーツ寄りなトラックに滑らかに歌声が漂う8、上品なエレピが気持ちいい11、ドラマチックで熱い歌唱が聴ける「Give Me You」13曲目です。

 まさに上質。都会の夜に最適・・・なハズ・・・当方田舎ぐ・・・むぐむぐ
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レディオヘッド『Kid A』

RADIOHEAD 『KID A』

 大変遅くなりました。当サイトでも当然RADIOHEADを紹介しない手はないのですが、なかなか手が付けられずトム・ヨークのソロ(後述)発売直前になってしまいました^^;。

 毎度RADIOHEAD(レディオヘッド)の作品を聴くと何らかの衝撃を受けるのだけれど、この『KID A』を初めて聴いた時はこたえたなぁ、精神的に。それはまたあとで語るとして・・・^^。特にロック好きには紹介なんて全くもって要らないでしょうが、2000年リリースの4作目『キッド・A』です。

 リリース当時は受け入れられない人も多かったという、ギター・オリエンテッドなロックからエレクトロニカ気味にシフトした問題作。一聴穏やかながら、歌詞を読み目を閉じてじっくり聴く(×聞く)と、実はとんでもなく鋭いものが自分の感覚のすぐ傍にある。そんな印象の作品です。覚醒と陶酔があなたを待っています。

 こちらが試聴(この試聴には9までしかありません。10曲目の試聴は下のHMVからどうぞ。)です。私的おすすめは、ロックという枠を完全に取り払った中毒性が高く覚醒感の得られる「Everything In Its Right Place」1、幼少期の思い出なんかが浮かびそうな音使いと変則的なリズムが印象的な「Kid A」2、ジャズな音色を大々的に用いた力強くカオティックな「The National Anthem」3、不穏な響きのストリングスと電子音が浮世離れ感を醸す4、瞑想系(迷走系?)アンビエント5、現実を強く意識させられるこのアルバム中ではかなりロック寄りな「Optimistic」6、歌詞もIDMなサウンドも切れ味鋭い8、牧歌的な響きながら歌詞はアイロニー(皮肉)の塊「Motion Picture Soundtrack」10曲目です。

 ・・・書ききれませんね、それだけ私の精神状態が・・・
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ファントマス『Suspended Animation』

FANTOMAS 『SUSPENDED ANIMATION』

 今日の1枚はハッキリ言って万人向けの音楽ではないです。物好き用の音楽(言い過ぎ?^^;)。まぁ聴いていただけばわかりますが、笑いあり叫びありのエクスペリメンタル(実験的)なHR/HM。気が狂いそうになります。

 ミスター・バングルやフェイス・ノー・モアでもちょいとねじれていて、エッジの立ったロック・サウンドを聴かせてくれていたMike Patton(マイク・パットン Vo)の最新バンド・プロジェクトFANTOMAS(ファントマス)。こちらは2005年リリースの4th『サスペンデッド・アニメーション』、Ipecac Recordingsからです。

 たぶんこのサイトに訪れてくれる人の十中八九は拒絶反応かと^^;。脳みそフル回転、耳も壊れそう、さらには精神にも被害を被りそうなハッチャケ具合。とにかく同じリズム・曲調が30秒と持たない全30曲。タイトルは日付。狂気と混沌は実は「無邪気」に近く・・・って感じの内容。そういう意味で最初なんじゃこりゃと思った奈良美智のジャケットも、これは意外と言い得て妙だなと。

 こちらが試聴です。もはやおすすめとか言えるほど曲の形をしていない、断片だらけの全30曲。あなたは何曲聴けるかな^^?

 あっ無理はしないでくださいね。狂っちゃっても困りますんで・・・
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