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2006/10/31(火)

OLU DARA 『IN THE WORLD : FROM NATCHEZ TO NEW YORK』
比較的音楽を多く聴く私でも、心と体にちょっとばかりの余裕がないとなかなか聴かない音楽ってあるんです。今日はそういう音楽の1つ、ブルースを紹介したいと思います。とは言ってもブルースだけって訳ではないんですがね^^。幅広い音楽バックグラウンドゆえかAvant Garde Jazz(アヴァンギャルド・ジャズ)に分類されていたりします。つい先日紹介したHIPHOP界のスーパースターナズ(当サイト内記事→ナズ)の父にして、ジャズ・トランペット(コルネット)をメインにギター、ヴォーカル、パーカッションもこなすマルチプレイヤーOlu Dara(オル・ダラ)。今日の1枚はそんなオル・ダラが1998年、57歳にしてついにリリースした初のリーダーアルバム『イン・ザ・ワールド:フロム・ナチェス・トゥ・ニュー・ヨーク』です。
ブルースとR&B、カリビアン、ジャズが混在したスタイルで、全編歌モノ。曲ごとに見せてくれる情景が全く違いますが、オル・ダラの肩の力が抜けた余裕の歌いまわし・演奏は一貫しています。特に乾いたギター(Kwatei Jones-QuarteyとIvan RamirezそしてOlu Dara本人による)とヴォーカルの絡みはゆるくも安定していて、リラックスした大人の時間を演出してくれます。目立ちきらないコルネットやトランペット(本業?^^;)もいい味出しています。
こちらが→試聴
カリビアン、アフリカン、ジャズ・・・やはりブルースですね・・・
他のオススメ!R&B/SOUL/FUNK |
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2006/10/28(土)

DARREN PRICE 『UNDER THE FLIGHTPATH』
アンダーワールド(またいずれ!)の「ダレン」と言えば・・・誰ン?・・・じゃなくて^^;だいぶ前に脱退してしまいましたが「ダレン・エマーソン」でしょう。でもアンダーワールド(以下UW)を支える忘れちゃいけないもう1人の「ダレン」、ダレン・プライスを今日は紹介します。今やUWのツアーに同行し、UWオフィシャルDJとして場を盛り上げ活躍する、90年代頭から作曲&DJ活動を始めたテクノ・アーティストDARREN PRICE(ダレン・プライス)fromイギリス。こちらは1997年リリースのダレン・プライス唯一のオリジナルアルバム(?自信なし)『アンダー・ザ・フライトパス』、中々に硬派なテクノを聴かせてくれるレーベルNovaMuteからのリリースです。
カッコイイですよ、正直。いろんなリズムパターンを聴かせてくれるのですが、『UNDER THE FLIGHTPATH』通じてスペイシーでデトロイト・テクノ風味な印象。基本的にはダンタブルなトラック中心の作品ですが、細かく聴いていくとSEなんかも魅力的で、長く聴くと密かにいろんな発見・収穫があります。なかなかのテクニシャンということでしょう(何様?>私)。
こちらが→試聴
テクノで踊りたい方、密かにダレン・プライスおすすめです。いい仕事してます・・・
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2006/10/26(木)

↓↓当サイトで紹介した他のコーネリアスのディスクはこちら
CORNELIUS
CORNELIUS 『SENSUOUS』
ジャケットの強い色合いと、出てくる音の繊細さのアンバランスなことよ。ただ両方に共通していることといえば、タイトル通り『SENSUOUS(センシュアス)』=感性に訴える、感覚を喜ばせる、感性の鋭い(GENIUS英和辞書より)・・・ことでしょう。どうしたって気になってしまうアーティストって誰にでもいるでしょう。私にとって小山田圭吾はそんな存在。音楽好きの多くの方はご存知でしょうが、小山田圭吾のフリッパーズ・ギター解散後、1994年からのソロ活動におけるプロジェクト名がCORNELIUS(コーネリアス)。今日の1枚は2006年発売のアルバム『センシュアス』です。
実際問題音はというと、噂どおりファンタズマとポイントの中間、私の体感ではややポイント寄りといった感じではあります(2枚とも紹介済みなので興味のある方はこちらを。当サイト内記事→コーネリアス)。つまりエレクトロニカ。でも生音主体、特にギターと声(ヴォーカル)を効果的に散らした(配した)、お得意にして独自の空気感。そう、たとえるなら小奇麗だけど決して派手ということはないシンプルな家具を、センス良く並べて魅(見)せてくれる気の利いたインテリア・ショップみたいな。
こちらが試聴です。全曲試聴可で、連続再生されます。私的おすすめは、穏やかなアコースティックギターに惹かれたタイトル曲「Sensuous」1、お得意「間」の美学「Fit Song」2、なんていうかフワフワした透明感「Breezin'」3、インタールード的だけれど密かに一押し「Toner」4、こちらもある意味お約束?アグレッシブな「Gum」6、別世界からの音を聴くような「Like A Rolling Stone」10、メロディーラインが気持ちイイ!カオティックなPVも見ものな「Music」11、コーネリアス流子守唄「Sleep Warm」12曲目です。
相変わらずのカットアップ、サウンドコラージュ・センスを体験してみてください・・・
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2006/10/24(火)

GAME ORIGINAL SOUND TRACK 『DRAGON QUEST 3』
本日で当サイト「ACTIV-A 音楽による脳活性化計画」スタートより一年が経ちました!最近は更新頻度がやや落ち、尻すぼみとなった感もありますが、何とか一周年を迎えることが出来ました。拍手>皆さん、そして私ブログ開設以来私に様々な形で刺激をくれた方、応援してくれた方、心配してくれた方・・・本当にありがとうございました!今日は私の感謝の気持ちを込めて、超特大版で、皆さんにはどうでもいいことであろう(笑)私の音楽遍歴のコアをご紹介します。
長くなると思いますので、覚悟のある上、ちょっと時間のある方(時間のない方は、ある時にぜひまたいらしてくださいね)のみお進みくださいませ^^。まずは↓をご覧ください。さぁ、ある意味スタートです!
「そうきたか!」と笑われそうですが、エニックスより1988年に発売された国民的RPGテレビ・ゲーム「ドラクエ」こと『ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・』のゲーム・サウンドトラックです。私が買ったのはカセットテープでした^^。A面に指揮すぎやまこういち&NHK交響楽団によるオーケストラ演奏、B面にはゲーム進行に即したファミコン(8ビットCPU!)のオリジナル音源が収録されていた覚えがあります。
ゲームにも当然のようにドはまりしましたが、テープが擦り切れるほど、とはまさにこのこと。このサントラで聴くことのできるクラシックを礎とした「ドラゴンクエスト」のゲーム音楽は、私の音楽観に大きな影響を与えたことは間違いありません。当サイト常連さんはご存知かと思いますが、私の雑多でハチャメチャ&どっち付かずな感覚は、この頃培われたと今では認識しています。
まずは懐かしみついでにドラゴンクエスト3の名曲の数々、聴いていただきましょうか!でも残念ながらファミコン版の音源はすでに廃盤(惜)。試聴可能なのは後日発売されたスーパーファミコン版とゲームボーイ版のドラゴンクエストⅢの音源です。おすすめ曲は下(続き)にタイトルを書いておきました。
ファミコン版とは若干違うのですが、それでも8bit機のチープな音を堪能いただける、こちらがゲームボーイ版です。1~10曲目がオーケストラ音源、11曲目~がゲーム機オリジナルの音源です。→GBドラゴンクエスト3試聴
でこちらが数曲追加収録され音質も格段に向上はしたけれど、ピコピコ電子系の面白味は減ってしまったスーパーファミコン版です。こちらは全曲ゲーム機オリジナルの音源です。→SFCドラゴンクエスト3試聴
懐かしいでしょう^^ロトとか転職とかジパングとかバラモスとかアレフガルドとかゾーマとか・・・
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2006/10/23(月)
実は明日でACTIV-A一周年!ぱちぱち
タイトルの「実は・・・」は「じつは」であって
「みは」ではありません。あしからず。
えっどうでも良いですか、そうですか。
ひっそり大好きな1枚を紹介しますね。
乞うご期待!(笑)
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2006/10/21(土)

HIDEO SHIRAKI QUINTET + 3 KOTO GIRLS 『SAKURA SAKURA』
日本では「結構ジャズが好き!」っていう方にしか名前が通じないのかもしれないけれど、海外ではジャズメン以外でも「クラブ寄りの耳を持った人」からでさえその名を聞くという日本人アーティストを今日は紹介します。日本が世界に誇るジャズ・ドラマー白木秀雄(本名:柏倉秀康 1933-1972)。こちらは白木秀雄が1965年、レギュラー・グループを率いて「ベルリン・ジャズ・フェスティバル」のため訪問したドイツでスタジオ録音した『さくらさくら』。一部ジャズファンには非常に有名なドイツのレーベルSABA(サバ)/MPSレーベルからのリリースです。
「和」「日本」をテーマとしながらも、ここで聴かれる音は紛れも無くモダンなジャズ。日野晧正のミュート・トランペット、琴のアンサンブルも極上ですが、やはり主役は白木秀雄のドラム。私が語るのもある意味失礼ですが、上手いです(当たり前)!波のようなうねりと、音色ではないどこかで和を感じさせるドラミング。リズム好きは特に必聴です。
こちらが試聴です。私的おすすめは、やはりタイトルにもなっている「和=日本」を象徴するこの曲をジャズアレンジで聴かせる琴とドラムのアンサンブルがスリリングに冴え渡る「さくらさくら」1、出だしの琴からモダンでスピーディーなジャズに展開する「山中節」3、これは完全に「和」と「洋」の融合!実に刺激的なスイングしたジャズで一押し!「祭りの幻想」4、洗練された和声と引きどころ押しどころをわきまえた演奏がカッコイイ「諏訪」6曲目です。
この白木秀雄、幼少期は神田ばやしの和太鼓に親しんでいたのだそうです・・・
他のオススメ!JAZZ/FUSION |
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2006/10/19(木)

NAS 『ILLMATIC』
すでにヒップホップどっぷりの方には、きっと「超」が付くほどのクラシックで名盤。これからヒップホップの方には、「初めてのディスクとしておすすめし易いけれど、HIPHOPを聴き続けて、初めに聴いたアルバム以上の作品に出会う希望を減らしてしまう」可能性を持った罪^^なアルバムです。ジャズ・トランペッターでブルース界でも活躍するオル・ダラ(近いうちに紹介しますね)を父に持つ、ヒップホップ界を代表する最も有名なMCの1人NAS(ナズ)。今日の1枚は1994年リリースの1stにして大名盤『イルマティック』、聞かず嫌いは絶対損です^^。
音は東海岸(NY)万歳な洗練の極みといった感じの、ジャジーヒップホップです。ゆる過ぎず硬過ぎずの滑らかなトラックに、これまた引き過ぎず攻め過ぎずの巧みにして叙情的なNASのラップ。HIPHOP好きで未聴の人は少ないかもしれませんが(今からでも遅くないですよ)、それ以外の方にもぜひ聴いていただきたい好内容です。オススメ!
こちらが試聴
捨て曲がないどころか、すべての曲がカッコイイ!これぞ名盤・・・
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2006/10/15(日)

HIFANA 『CHANNEL H』
今日は日本らしいというか、ある意味東京らしいというか・・・。非常にエネルギッシュなブレイクビーツを紹介します。雑多というか悪く言えば「無節操」、良く言えば「超刺激的」といったところになるでしょうか^^。KEIZOmachine!(ケイゾー・マシーン)とJuicy(ジューシー)による人力ブレイクビーツ・ユニット、HIFANA(ハイファナ)from西荻窪 東京です。こちらは2005年にリリースした彼らの2ndアルバム『チャンネル・エイチ』、ゴキゲンな映像作品をコンパイルしたDVD付きです。
音色、サンプリングの坩堝(るつぼ)です。とんでもなく多くのサンプルが縦横無尽に暴れまわります。シタール等の民族楽器、沖縄の琉球音楽、自然音、電子音、スクラッチ、レゲエ、ヒップホップ、テクノ・・・。このブレンド・センスとエネルギーは特筆すべきでしょう。脳みそこねくり回されます^^ので、聴くものにもエネルギーが必要ですね。
こちらが試聴
ハイファナのアルバムはライブと違い、全編プログラミングによる作り込まれた内容です・・・
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2006/10/13(金)
皆さんこんばんは。ご来場本当にありがとうございます!
どうやら最近は、やりたいこと、やらなきゃいけないことで押しつぶされそうになりながら生きている気がするムーンです(苦笑)。今月と来月は特に私事が何かと忙しく、今までのペースでのディスク紹介がままならない雲行きです。
出来るだけ毎日更新を、ということでやってきましたが、そろそろ限界値(他が疎かになる境界)に近くなってきました。という訳で申し訳ないのですが、少し更新のペースを下げようかと思っています。
ブログ終了も考えたのですが、ACTIV-Aは自分にとって音楽価値の再認識・確認の場でもあり、有意義な時間ではあるので残しておきたい気持ちも強くあります。なのでペースを落として気楽に(ここが意外と難しい?)、「気が向いたら」という表現は安っぽくって好きではないですが実質的にはそれに近い感覚・頻度の「余裕があったら」で、音楽を紹介していきたいと思います。
具体的に言うと10月、11月は特に音源のアップは少なくなると思います。もう少し「やりたいこと」のウエイトを上げるためです。ちょっと形にしたいことがありまして^^;。勝手なのは当たり前かもしれませんが、体調不良等による更新度低下ではないので、承知しておいていただけるとありがたいです。
写真ブログの方(→ACTIV-A 写真による脳活性化計画)で、日々気になったこと、心を動かされたこと等は取り上げたいと思います。私がどうしているか知りたい奇特な方(笑)は写真サイトのほうをご覧ください^^。
これからもよろしくお願いします。
ムーン
どうやら最近は、やりたいこと、やらなきゃいけないことで押しつぶされそうになりながら生きている気がするムーンです(苦笑)。今月と来月は特に私事が何かと忙しく、今までのペースでのディスク紹介がままならない雲行きです。
出来るだけ毎日更新を、ということでやってきましたが、そろそろ限界値(他が疎かになる境界)に近くなってきました。という訳で申し訳ないのですが、少し更新のペースを下げようかと思っています。
ブログ終了も考えたのですが、ACTIV-Aは自分にとって音楽価値の再認識・確認の場でもあり、有意義な時間ではあるので残しておきたい気持ちも強くあります。なのでペースを落として気楽に(ここが意外と難しい?)、「気が向いたら」という表現は安っぽくって好きではないですが実質的にはそれに近い感覚・頻度の「余裕があったら」で、音楽を紹介していきたいと思います。
具体的に言うと10月、11月は特に音源のアップは少なくなると思います。もう少し「やりたいこと」のウエイトを上げるためです。ちょっと形にしたいことがありまして^^;。勝手なのは当たり前かもしれませんが、体調不良等による更新度低下ではないので、承知しておいていただけるとありがたいです。
写真ブログの方(→ACTIV-A 写真による脳活性化計画)で、日々気になったこと、心を動かされたこと等は取り上げたいと思います。私がどうしているか知りたい奇特な方(笑)は写真サイトのほうをご覧ください^^。
これからもよろしくお願いします。
ムーン
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2006/10/12(木)

MY BLOODY VALENTINE 『LOVELESS』
歌謡ロックじゃなくて、ちょっと冒険的で刺激的なロック・洋楽好きならかなり多くの人がすでに知っているであろう、マイブラを今日は紹介します。空気を創るロックといった感じです。日本・海外問わず多くの「シューゲイザー(うつむいて靴を見つめるように演奏することから)」と呼ばれるフォロワーを作り続ける、アイルランドのロックバンドMY BLOODY VALENTINE(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)。今日の1枚は1991年リリースの、彼らMY BLOODY VALENTINEの最高傑作というだけではなく、ロック音楽史にもその名が残るであろう名盤『ラヴレス(邦題:愛なき世界)』です。
ロック好きでこの『LOVELESS』を未聴な方は即刻聴くべきです(笑)。はまるはまらないは別にして、このノイジーなギターの重なりが生み出す空間・音響系のロックを一度耳にしておかなければ、現代ロックは語れません。と書きつつ、できれば先入観無しに、音の洪水と甘美なメロディに身を任せてみてください。ある種のトリップ・ミュージックでもあります。
こちらが試聴
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインによる白昼夢的音世界。シューゲイザー万歳・・・
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2006/10/10(火)

UTADA 『EXODUS』
私が書かずともとんでもなく多くの方が耳にし、何かを感じたと思うのですが・・・。今更ですが、ちょっと部屋で目に付いたので書きます。リリース当時、日本・アメリカ問わず結構賛否両論ありましたよね、この『エキソドス』は特に。きっとお年寄りでもテレビっ子(子?^^)なお爺ちゃんお婆ちゃんならほぼ知っているであろう、国民的アーティストの1人、ヒッキーこと宇多田ヒカル(Hikaru Utada)。彼女が2004年にアメリカからUTADA名義でリリースしたアルバムが、この『EXODUS(エクソダス)』と書いてディスク表記は『エキソドス』です。
前進的でいいじゃないですか!まぁ恥ずかしながら、私、宇多田ヒカル隠れファンですので贔屓目もあるかもしれませんが。確かに歌自体は思いの外歌謡曲的で、英語としては聴き辛いフレージング・歌唱はあります。でもこの音楽的冒険心は尊重してあげたいです。安易な歌謡R&Bが横行するJ-POP界にサウンド面から切り込んだのです。
こちらが試聴
作詞・作曲も手掛けられる宇多田ヒカル。まさにシンガーソングライターじゃないですか・・・
他のオススメ!J-POP&ROCK |
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2006/10/08(日)

RANCID 『...AND OUT COME THE WOLVES』
この手の音楽を紹介するのは本当に久しぶりになってしまいましたね。パンク・メロコア・スカコアなんて呼ばれる類の音楽を紹介したいと思います。スカッと晴れた空の下、走り回りたくなること必至です。アメリカはカリフォルニア州の、今やスカコア界の大御所バンドとなったRANCID(ランシド)。前身はオペレーション・アイヴィーというバンドでした。今日の1枚は1995年リリースの、世界的にもヒットした3rdアルバム『アンド・アウト・カム・ザ・ウルフズ』です。超が付くほどのパンク/メロコア界の老舗レーベルEPITAPH(エピタフ)からです。
ランシドのこの3rdはプロデューサーにグリーン・デイやブリンク182なんかも手掛けたジェリー・フィンを起用して成功した出世作です。超メジャーで超キャッチー。乾いた感じの晴れた空が実に似合います。適度にスカで、適度にパンク。どっちつかず、といえばそれまでですが、単純明快ポップなロックで本当に気持ちイイですよ。
こちらが試聴
全編通してゴキゲンでハッピー!明日も元気にいきましょう・・・
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2006/10/07(土)

MEAT BEAT MANIFESTO 『ACTUAL SOUNDS + VOICES』
ブレイクビーツ/ビッグ・ビート界で、みんな大好きファットボーイ・スリムことノーマン・クックを陽とするなら、今日のこの方は陰(?)。今日はちょっと懐かしいブレイクビーツ/ビッグ・ビートを紹介します。1980年代後半からロンドンを中心に活動し、プロディジーのリアム(当サイト内記事→プロディジー)やケミカル・ブラザーズのトムからも一目置かれる、UKテクノの立役者の1人(1ユニット)MEAT BEAT MANIFESTO(ミート・ビート・マニフェスト)。こちらは1998年リリースの『アクチュアル・サウンズ・アンド・ヴォイシズ』です。
ミート・ビート・マニフェストの音って、歌モノも絡めて実にうまいバランスのビッグ・ビートだと思います。まさにサンプリング職人^^!いやみなく刺激的な音や豊かなアイディアを盛り込みながら、スノッブにならず肉感的な感触を聴くものに与える。実にいろんな聴き方のできる音楽です。ブレイクビーツは当然のこと、ドラムンベース、ジャズ、ノンビートなアンビエント・・・元ネタ探しも面白いですよ。
こちらが試聴
UKのテクノ・アーティストがこぞってリスペクトするその音を、ぜひご賞味あれ・・・
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2006/10/05(木)

TORU TAKEMITSU 『AND THEN I KNEW 'TWAS WIND』
自分で書くのもなんですが、クラシックとミクスチャー・ロックとJ-POPを並列に紹介するサイトを、このACTIV-A以外見たことがありません(笑)。なかなか交流が無さそうですが、そうは言っても同じ「音楽」。いろいろ聴いていろんな刺激を受けてみませんか?で今日は現代音楽!日本の作曲界を世界に知らしめた、日本現代音楽の最大の功労者武満徹(Toru Takemitsu 1930-1996)。今日の1枚は2003年に安さとマニアックさを両立するレーベルナクソス(NAXOS)からリリースされた、武満徹の室内楽(Chamber Music)の曲を集めたアルバムです。演奏はRobert Aitken(ロバート・エイトケン)をはじめとする、武満徹が生前親交のあったカナダ人演奏家たち、録音は2001年、デジタル録音です。
尖った音で勝負するのではなく、むしろ深みのある渋い音色・楽器の組み合わせ・メロディライン・和声で多くの人に刺激を与え続ける純日本製現代音楽です。しかも武満徹とはいってもこの作品集では、琵琶や尺八のようなクラシックとしては飛び道具的な音も入ってはいません。ですが実に夢幻的且つ抽象的で、西洋の所謂クラシックとは明らかに一線を画す内容です。
こちらが試聴
静寂、間(ま)、時間、和声、和を楽しむ現代音楽です・・・
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2006/10/04(水)

ENO 『ANOTHER GREEN WORLD』
イーノはイーノでも、ブライアン・イーノであり、岡山・松山・広島等四国・中国地方で使えるクーポンを提供するサイト、e-inoとは全くもって無関係であります。ちなみにクーポン・サイトはこちら^^;。→クーポンのイーノ気を取り直して・・・以前クラスターとのアンビエント・プロジェクトの音源(当サイト内記事→クラスター&イーノ)を紹介した奇才系アーティストで、元ロキシー・ミュージックのBrian Eno(ブライアン・イーノ)。こちらは1975年リリースのソロとしては3作目となる『アナザー・グリーン・ワールド』です。
後のアンビエント職人への過渡期的内容で、ポップやロックとアンビエントが自然に融合した心地良い度のとても高い作品です。ギターやストリングス等生音と、シンセサイザーの電子音が共存しています。ロック好きにもぜひ聴いて欲しいし、テクノや音響好きにも一度は耳にして欲しい好内容です。
こちらが試聴
普通のポップス、ロックに疲れた方はいらっしゃいませ^^・・・
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2006/10/03(火)

SLIPKNOT 『VOL.3:THE SUBLIMINAL VERSES』
今日はACTIV-A史上最も凶暴・強烈なディスクを紹介したいと思います。超激しいです。ミクスチャー、ラウド、ヘヴィ、ハード・・・なんと呼べばいいロックなんでしょうか。とにかくアグレッシブ、エネルギーぶちまけ系です。アメリカはアイオワ出身、大所帯(9人組)の凶悪そうな覆面バンドSLIPKNOT(スリップノット)。一度見たら忘れられず夢に出てきそうですが。こちらは2004年にリリースされた3rd、『Vol.3:ザ・サブリミナル・ヴァーシズ』です。
スリップノットの曲を聴けばわかるのですが、実は非常にテクニカルでメロディアス。しかも曲作りは相当凝っていて、ドラマチックです。これだけ14曲も激しい曲を(バラードもちょっとはありますが)並べて、曲調・雰囲気がみな違うという豊かな創造性。美メロ・曲展開が相まって、飽きずに聴けるミクスチャー・ラウド・ロックです。
こちらが試聴
こんなに小気味よいバスドラの16分はそうそうないですよ・・・
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2006/10/02(月)

LOU DONALDSON 『ALLIGATOR BOGALOO』
あの・・・唐突で申し訳ないんですが、今日のタイトル『ALLIGATOR BOGALOO』って『アリガトー・ブーガルー』って読めません?くだらないですか、はぁそうですか。私的には二塁打くらいだったものですから。今日も感謝の気持ちを忘れずにいきたい(生きたい)と思います^^。ブルージーでファンキー。自然に体が動くジャズ、ソウル・ジャズの名盤に挙げられることも多い1枚です。アルト・サックス奏者Lou Donaldson(ルー・ドナルドソン)が、ブルーノート・レーベルに戻って来ての復帰1作目にして、最大のヒット作。1967年リリースの「アリガトウ~」じゃなくて『アリゲイター・ブーガルー』です。
音楽を聴いて体を動かしたくなる・・・。軽くゆする程度ですが、実に本能的な感じがしますよね。ぜひクラブ・ミュージック好き、特にジャジーな生音モノが好きな方に聴いていただきたいです。あとR&B好きにもオススメ。ソウル・ジャズ、結構いけますよ。ちなみに6曲中4曲はLou Donaldson自身のオリジナル曲です。
こちらが試聴
最後の6曲目は一日の終わりに大人が身をゆだねたくなる系です・・・
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2006/10/01(日)

↓↓当サイトで紹介した他のキング・クリムゾンのディスクはこちら
KING CRIMSON
KING CRIMSON 『DISCIPLINE』
今日は空耳アワー確実というか、プログレッシブ・ロック好きにはおなじみ(?)の日本語に聞こえる洋楽をご紹介。2回目の登場となるキング・クリムゾンです。実はRobert Fripp(ロバート・フィリップ)のワンマン・バンドと言っても過言ではない、プログレッシブ・ロック界を代表するUKのバンドKING CRIMSON(キング・クリムゾン)。こちらは74年に突如解散したバンドが、再結成後の1枚目としてリリースした1981年の作品『ディシプリン』です。
再結成に際し、ギタリストにスティーヴ・ヴァイ(当サイト内記事→スティーヴ・ヴァイ)等と共に変態系の代名詞?Adrian Belew(エイドリアン・ブリュー)を加入させています。だいぶ前になりますがTVCMで、動物の鳴き声をエレキ・ギターでやっていた人です(懐かし~何年前だろう?)。ツインギターとなりいろんなギター・アンサンブルも聴き所です。
こちらが試聴です。私的おすすめは、スピード感あるギターのイントロだけでクラッとくる浮遊系「Frame by Frame」2、ハードエッジな混沌系ロック4、「寺尾順二」と連呼して「当たり前(めぇ)寺尾順二」とのたまわれる空耳アワー万歳な本当は「Thela Hun Ginjeet」5、宇宙系の音が飛び交う6、現代音楽&ミニマル的なギターが重なる7曲目です。
古き良きUKプログレッシブ・ロックのシリアスさや大曲は無いですが・・・
他のオススメ!PROGRESSIVE ROCK |
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いっし(09/04)
こん(01/25)
ネットラジオ♪(01/11)
電子ドラム(01/06)
ヒップホップ(01/02)
いきものがかりを間違えないで(12/29)
無料音楽視聴@加奈(12/27)