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2006/05/17(水)

ASH RA TEMPEL 『INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR』
プログレ・カテゴリーに入れようかとも思ったけれど、音としては非常にアンビエントで現代音楽的。ロックというよりはむしろテクノやエレクトロニカ好きにぜひとも聴いて欲しいので、どちらかと言うと目に付きやすそうなアンビエント・カテゴリーに入れてみる私。そう先日のタンジェリン・ドリーム(おおよそ同類項)もアンビエントに入れちゃったし。ちょっと長くなりそうなのでBGMにこちらをどうぞ。→Echo Waves
ということで昨日と打って変って、今日はアンビエントな音楽を。ベルリン生まれのMANUEL GOTTSCHING(マニュエル・ゲッチング G)を中心に、70年にタンジェリン・ドリームを脱退したクラウス・シュルツ(Dr 1stのみ いずれ紹介します)とヘルムト・エンケ(B ドラッグで廃人になりました)によって70年に結成されたジャーマン・プログレッシブ・バンド、ASH RA TEMPEL(アシュ・ラ・テンペル)。彼ら(この時点ですでにマニュエル・ゲッチングのソロ・ユニット化してるが)の1975年リリース(74年録音)の6作目『インヴェンションズ・フォー・エレクトリック・ギター』です。
ハウス、エレクトロニカ、テクノ、トランス世代にも受け入れられた、ASH RA TEMPEL(≒MANUEL GOTTSCHING)がミニマル・ミュージックの世界に大きく踏み入れた記念すべき作品(この作品以前は結構サイケデリック)。多くのDJ、クリエイターがこの音を源流と捉え、大きな影響を受けています。聞かない手は・・・ないですよね!アシュ・ラ・テンペル。
こちらが試聴(かなり長めに聴けます)です。全曲ミニマルで全3曲(1、3は超大曲)すべておすすめなのですが一応。私的おすすめは、高音のフレーズがシンセサイザー的でトリッピー&後半はハードロック的なギター・ソロ音も表れる17分の大作1、ギターのリズムのゆれ・ずれにより生まれるスピード感がたまらない&最終部の音がどうやって作られているか知りたい(私事です)21分の超大作(試聴で聞ける部分はやや後半のロックテイスト部です)3曲目です。
実はこの作品、MANUEL GOTTSCHINGがギター1本で作った音楽なんです・・・
4トラックのテープレコーダーとエレクトリック・ギター、あとエフェクターだけを用いて、マニュエル・ゲッチング1人で作り上げた音楽です。音楽的表現手段(楽器等)の選択肢が少ない中で生まれた、いわば知恵と実験精神の結晶なんです。
ライヒのギター作品を思わせるミニマル感、恍惚・陶酔感。さらに加えて意外なスピード感、疾走(迷走→瞑想?)感。彼が尊敬していた現代音楽家でミニマリスト、テリー・ライリー(鍵盤奏者です。こちらもまたいずれ!)の音楽をギターで再現した感じです。
アシュ・ラ・テンペルのこの『INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR』のジャケットは無駄に男臭く、内容を表していないので手に取りにくい(レジに持って行き難い)とは思いますが^^;、先述の通りクラブ音楽好きにはぜひ聴いていただきたいディスクです。
ちなみに試聴充実、ミニマル&アンビエント好きは帰って来られなくなる事請け合いなアシュ・ラ・テンペルのオフィシャルサイトはこちら。現在はASHRA(アシュラ)に改名しています。→ASH RA TEMPEL
次作『New Age of Earth』も実はおすすめです。興味のある方は他のASH RA TEMPELの作品もチェックしてみてくださいね。

当サイトに初めてご来場の方はこちら↓↓もご覧になってみて下さいね
ライヒのギター作品を思わせるミニマル感、恍惚・陶酔感。さらに加えて意外なスピード感、疾走(迷走→瞑想?)感。彼が尊敬していた現代音楽家でミニマリスト、テリー・ライリー(鍵盤奏者です。こちらもまたいずれ!)の音楽をギターで再現した感じです。
アシュ・ラ・テンペルのこの『INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR』のジャケットは無駄に男臭く、内容を表していないので手に取りにくい(レジに持って行き難い)とは思いますが^^;、先述の通りクラブ音楽好きにはぜひ聴いていただきたいディスクです。
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2006/08/04(金) 23:09:10 | Tokyo Experiment
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