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アンソニー・ハミルトン 『AIN'T NOBODY WORRYIN'』

アンソニー・ハミルトン 『AIN'T NOBODY WORRYIN'』 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/06/18(日)
アンソニー・ハミルトン『Ain't Nobody Worryin'』

ANTHONY HAMILTON 『AIN'T NOBODY WORRYIN'』

 久しぶりのR&B/SOULカテゴリーは、良い意味で非常に地味な傑作アルバムをば。ジャケットから滲み出てますね、濃ゆいソウル・エキスが^^。はっきり言って渋かっこいい作品です。

 以前グラミーにもノミネートされたので、ソウル好き以外で知っている方もいるかと思いますが、R&BシンガーANTHONY HAMILTON(アンソニー・ハミルトン)、2005年リリースの『エイント・ノーバディ・ウォーリイン』です。ちゃんと(後述)リリースされた作品としては2ndになります。

 私このアルバムにはやられました。正直クラッときました。先に申しておくとメロウですが過度にエロくはありません。また古き良き時代の雰囲気はありますが、意外なことに古臭さは感じません。絶妙なサウンド・プロダクションだと思います。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、繰り返されるオルガンのフレーズ・コーラス部の凝ったハーモニー・自然で効果的なSEがとても心地よい一押し「Southern Stuff」2、トラックは低音がほとんどでアンソニー・ハミルトンの声の魅力が活きたタイトル曲「Ain't Nobody Worryin'」4、チルアウトできる5、ピアノが印象的でちょっとした緊張感を湛えた6、イントロからやられっぱなし(コード進行が気持ちいいのかなぁ)なコーラスが入りドラマティックに展開する「Pass Me Over」7、おちゃらけ具合もまた楽し9、ファルセットも披露するエロメロ(造語)な「Never Love Again」11、アコギとストリングス&ファルセット・ヴォイスが幻想的で普遍的な空気を作る国内盤のみのボーナストラック(下のHMVから試聴可)13曲目です。

 現代の作品ながら一種普遍的・不変的とさえ言える響きがあります・・・
 1993年にUPTOWN RECORDSと契約し、1996年に1stアルバムとなる予定だった『XTC』を完成させるもお蔵入り。次に契約したSOULIFEはディアンジェロのツアーから戻ってみたら倒産(2005年にリイシューされましたが・・・)。とアンソニー・ハミルトン・・・なかなかに不遇なアーティストです。

 様々な客演、特にヒップホップ界からの多くのオファー(ネリーやジェイダキッス、タリブ・クウェリ等)をこなし、その実力を浸透させてきました。最近ではロック界から、サンタナのアルバムにもフィーチャーされていましたね。

 ちなみにこの『AIN'T NOBODY WORRYIN'』、久しぶりに洋楽を国内盤で購入したのですが、なんと収録されたボーナストラックが実にアタリな曲「Beautiful Wonderful」。興味のある方は国内盤(下のHMVで試聴可)も一考されたし、っていうかぜひ聴いてください!^^あと1st『Comin' From Where I'm From』も絶品。また紹介しますね。

 ちなみにアンソニー・ハミルトンのオフィシャルサイトはこちら。NEWSの欄から長めに試聴できるMySpaceへのリンクも張られています。興味のある方はぜひチェック!→ANTHONY HAMILTON 彼の不遇とも言える経歴にも触れたインタビュー記事はこちら。客演作もかなり載っています。→ANTHONY HAMILTONインタビュー

 HMVでは国内盤が全曲試聴可です。ぜひボーナストラックとしては珍しく秀逸な13曲目を聴いてみてください。


 ↓先述の通りボーナストラックが密かにオススメな国内盤はこちら。
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