モデル500 『DEEP SPACE』

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 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/06/24(土)
モデル500『Deep Space』

MODEL 500 『DEEP SPACE』

 そういえば私幼少の頃は特にインナー・スペース「自分」に閉じ篭ること、そして超アウター・スペース「宇宙」に想いを馳せることが好きだったなぁ(告白^^;)。昨日に続く現実逃避の手段になり得る作品を(こちらはジャケットによる)。音は久しぶりのデトロイト・テクノです。

 デリック・メイ、ケヴィン・サンダーソンと並び「デトロイト・テクノ・オリジネイター(第1世代)」の一人として知られるJuan Atkins(ホアン・アトキンス)。サイボトロンやインフィニティといった名義も使う彼のメインとも言える名義MODEL 500(モデル500 Model Five Hundredと読みます)のオリジナル・アルバムとしては1st、1995年リリースの『ディープ・スペース』が今日の1枚です。

 大半の曲をドイツ、ベルリンで録音しているのも興味深いところです(ついに現在はドイツ在住)。ジャケット通りのコズミック具合と甘美な音使い、そしてファンクを感じるリズム・パターン。曲調・テンポのヴァリエーションは豊富ながら、全体の印象は「宇宙的」にまとめられているので統一感もあり聴きやすいです。ドイツ録音の影響か宇宙のような絶対零度とはいきませんが適度なヒンヤリ感があるので、曲によっては寝苦しい夜のお供にいいかも知れません^^。

 こちらが試聴(結構長めに聴けます)です。私的おすすめは、これぞスペース・ファンク!黒っぽいのが滲み出た1、揺らぎのあるサウンド・ちょっと前のめりの四つ打ちリズムが中毒性の高い2、特に音色のチョイスがすばらしい涼しげな4、ジャズ的なアプローチが見え隠れするテクノにして5拍子!5、ひたすらシンプルな音に身を委ねるだけのスピード感あるミニマル6、デトロイト・テクノの良さが詰まった「I Wanna Be There」8、音は薄く軽いのになぜか体が動く陶酔感もある9曲目です。

 ひんやりとした感触と、根底にあるタフなリズムのファンクネス・・・
 デトロイト・テクノの最古の作品と言われている名曲「No UFO's」を1985年に発表し、現在のデトロイト・テクノ・シーンの基礎を一から作った張本人がこのJuan Atkinsです。それまではP-ファンク(こういうの→ファンカデリック記事)を好んで聴いていたそうですが、クラフトワークに感化され、YMOやニューウェイヴ系を聴き始めたのだそうです。ちなみに先述のデリック・メイやケヴィン・サンダーソンにテクノを教えた人でもあります。

 このMODEL500の『DEEP SPACE』は音色は甘美ながら、メロディのメロウネスは比較的少なめ。むしろミニマル&ストイックな印象さえ受けます。11年前の音源ということもあり音のチープさは否めませんが、出したかった音が明確に伝わってくる、非常にコンセプチュアルな良い作品だと思います。

 テクノとファンクを結びつけたデトロイト・テクノが未来とか洗練をイメージさせる、そのこと自体が黒人に広く浸透していく過程の音楽ですね。で行き着く先は宇宙・・・ですか^^;。

 CDは世界的にプレミアム価格なようです。CDで手に入れたい方はオークション等を漁るのが結局手っ取り早いと思います。ちなみにアナログならR&Sの歴史的名盤の再発により、シスコで平然と売っています。→DEEP SPACEアナログ
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Model 500 はデトロイト・テクノ創始者3人衆の一人、Juan Atkins (ホアン・アトキンス) がコズミックなテクノ/エレクトロをリリースする時に使っている名義で、これは 2nd アルバム。この Model 500 もまたデトロイト・テクノの例に漏れず、かなり宇宙度数の高い音楽。
2006/06/24(土) 22:16:31 | Una Noche Perfecta Para El Descarga
Amazonで詳しく見る(日本盤) Amazonで詳しく見る(UK盤) 本日で一旦は"宇宙からの歌、宇宙への音"(過去レビュー)からのCD紹介は終わり。トリを飾るのはテクノのパイオニア、Juan AtkinsがModel 500名義でリリースした傑作"Deep Space"。タイトルからして深い宇宙なのです...
2008/02/02(土) 02:59:18 | Tokyo Experiment
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