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リンドストローム&プリンス・トーマス 『LINDSTROM & PRINS THOMAS』

リンドストローム&プリンス・トーマス 『LINDSTROM & PRINS THOMAS』 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/08/04(金)
リンドストロム&プリンス・トーマス『Lindstrom & Prins Thomas』

LINDSTROM&PRINS THOMAS 『LINDSTROM & PRINS THOMAS』

 毎度の事ながら、だいぶ前の作品はさておき、中途半端に時代遅れの作品も平気で取り上げるACTIV-Aにようこそ。2005年末に結構盛り上がった北欧ディスコな1枚です^^;。なんとなく踊りにくいですが(笑)。

 一気にスターダムを駆け上がった感のあるノルウェー出身のプロデューサーLindstromことHans-Peter Lindstromと、彼の盟友にして同じくノルウェーを代表するDJ/プロデューサーであるPrins ThomasによるユニットLINDSTROM & PRINS THOMAS(リンドストロム・アンド・プリンス・トーマス)。彼らの1stとなるのがこの2005年リリースの『リンドストロム・アンド・プリンス・トーマス』、まんまです。ベルギーのレーベルEskimoからのリリース。

 正直なところディスコとは言っても踊り辛い曲が多いです^^;。でもリスニングには最高。生な音と音としては比較的単純な電子音の絶妙な混ざり具合と、北欧特有というべき透明感あるハーモニーの付けっぷり。やはりノルウェー産は空気感が違います。

 こちらが試聴(長めに聴けます)です。私的おすすめは、誘われる系の電子音が心地良い1、甘さ加減のいいドリーミーでRPG風な四つ打ち2、広い世界観を感じられる「Turkish Delight」4、フォーキーで浮遊感とサイケな輝きが印象的な5、ファンクネスがひょっこり顔を出すパーカッシブな7、こちらもベースラインが男らしいファンク8、ギターがフィーチャーされたちょっとスペイシーな「Horseback」10曲目です。

 極上のチルアウト・トラックが並びます・・・
 年始の来日も記憶に新しいですね。ディスコ、ファンク、ニュー・ウェーヴといった影響を色濃く感じさせるトラック。イタロ・ディスコほどくどくない濃さで、サイケデリックな感じもするけどドギツくなくて、なんというか・・・マイルド。前面に出てこない感じと言いましょうか。

 音色的には古き良き80年代を髣髴とさせるシンセサイザー・サウンドと、70年代を髣髴とさせる生っぽさを押し出したギターやベース、ドラムが中心。SEも思わず「懐かしー」と言ってしまいそうなチョイス。メロディーは滑らかで、全編通して和めます。

 耳に優しいダンスミュージック、ノルウェーをはじめとする北欧産に興味のある方はぜひ。この気持ちのいい音の引きっぷり(押しのなさ)は一聴に値します。『LINDSTROM & PRINS THOMAS』暑いこの季節にオススメです!

 LINDSTROM & PRINS THOMASのインタビュー記事はこちら。→bounce

 HMVでも全曲試聴可です。またamazonよりもだいぶ安い値段で売っています。手に入れたい方はこちらからの方が良いでしょう。

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