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ヴォイヴォド 『NOTHINGFACE』

ヴォイヴォド 『NOTHINGFACE』 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2006/08/05(土)
ヴォイヴォド『Nothingface』

VOIVOD 『NOTHINGFACE』

 久しぶりに激しめのロック、そう、スラッシュ・メタルやスピード・メタル、プログレッシブ・メタルなんて呼ばれてしまう音楽を紹介しようと思います。この作品に関しては私的にはプログレッシヴ・メタルがしっくりくるかなと。

 デビューは1984年という結構昔から活動している(現在も活動中)、カナダのスラッシュ・メタルのムーヴメントの先駆け的バンド、VOIVOD(ヴォイヴォド)。彼らの1989年リリースの5作目『ナッシングフェイス』、MECHANICからのリリースです。ジャケからすでにキテマス。

 変拍子バリバリですよ(喜)。それまでも結構独特なひねりのある作風のスラッシュ・メタルでしたが、今作は全面的にプログレッシヴでアヴァンギャルドな要素を押し出した傑作。思いの外メロディックで叙情的でもあり起伏・変化に富んでいて聴きやすいです。ひっくり返していえば曲展開が忙しすぎてツライという方もいるかも。

 こちらが試聴です。私的おすすめは、激しく攻め立てるプログレ的変化に富んだ「Unknown Knows」2、変拍子万歳!なタイトル曲「Nothingface」3、こりゃサイケだ!と思ったらピンク・フロイドのカヴァーでおどろおどろカッコイイ「Astronomy Domine」4、スリリングでトリッキーな曲展開が印象的な「Missing Sequences」5、スラッシュっぽい気持ち良さのある7、もうね7拍子とかたまらんのですよ(笑)カオティック(発音的にはケイアティックですね)な10曲目です。

 改めて聴き直してもなかなかにテクニカルで内容ぎっしり、捨て曲ないですよ・・・
 結構サイケデリックな感じもします。ピンク・フロイド(当サイト内記事→ピンク・フロイド)のシド・バレット作の楽曲をカバーしているところからもそれはうかがえます。ドリーム・シアター(当サイト内記事→ドリーム・シアター)ほど均整のとれた美しさはないですが、人によっては結構気に入っていただけるかもしれません。

 当時のVOIVODメンバーはSNAKEことDenis Belanger(Vo)、PIGGYことDenis d'Amour(G 残念ながら2005年に直腸癌で亡くなりました)、AWAYことMichel Langevin(Dr)、BLACKYことJean-Yves Theriault(B)の4人。一時期は3で活動していた時期もありました。現在ではベースが入れ替わり、現ベーシストはなんと元メタリカ(当サイト内記事→メタリカ)のジェイソン・ニューステッドです。

 私みたいに「変拍子があれば飯何杯でもいける」というHR/HM好きには結構おすすめです。ぜひ一度聴いてみてくださいね。

 動画や試聴もあるヴォイヴォドのオフィシャルサイトはこちら。もうアルバム14枚も出しているんですね!→VOIVOD

 私は10年以上前に中古屋のへヴィーメタル・コーナーでジャンク同様で購入したのですが、いまやプレミア価格ですか。どうしても手に入れたい方はアメリカのアマゾンが比較的安いです。→VOIVOD 『NOTHINGFACE』
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