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2006/09/16(土)

↓↓当サイトで紹介した他のポリーニのディスクはこちら
マウリツィオ・ポリーニ
POLLINI 『BARTOK:PIANO CONCERTOS Nos.1&2』
今日はクラシック好き以外の方には片っ端から聴いていただきたい1枚を(笑)。なぜクラシック好き以外かって?いわゆるクラシックっぽくないのです。激しくてなんともグルーヴィーな音楽なのです。作曲家でありピアノ演奏家、さらに先日紹介したコダーイ(当サイト内記事→コダーイ)と共に民俗音楽研究家でもあるハンガリーの音楽家Bela Bartok(ベーラ・バルトーク 1881-1945)。彼の書いた3曲のピアノ協奏曲の内の前2つ『ピアノ・コンチェルト第1番&第2番』です。ピアノの演奏はMaurizio Pollini(マウリツィオ・ポリーニ)、指揮はClaudio Abbado(クラウディオ・アバド)、シカゴ交響楽団を振っています。録音は1977年2月です。
ちょっと試聴するだけでもお分かりいただけると思いますが、ピアノの扱いが古典的クラシックとは全くもって違います。「打楽器的」とよく言われますが、ハーモニーよりも音圧やリズムを重視したピアノ(美しいフレーズも当然ありますよ)です。どちらの協奏曲も非常にエネルギッシュで、特に管楽器が豪快に鳴っています。現代音楽的な響きもありリズミカルで、特にロック好きにはたまらない内容だと思います。
こちらが試聴です。楽章単位の試聴は下のHMVのリンクからどうぞ。バルトークのピアノの特徴は両端楽章で体感するのが分かりやすいと思います。最もグルーヴィーなフレーズは試聴では出てきませんが、ピアノ協奏曲第2番の第1楽章の2分ちょっと過ぎ位のフレーズ。腰にくる重いグルーヴを体験していただけます。全体通して疲れちゃうぐらいにアグレッシブです(笑)。
クラシックにもこんな音楽があるんですよ。普段クラシック聞かない人はぜひ・・・
「バルトークのピアノ協奏曲は民族的だ」とも書かれますが、ポリーニのピアノは実にメカニックというか無機的な印象です。民族的な印象はあまり受けません。私にとっては聴き易い解釈でした。アバドのシカゴ響は豪快に金管をガンガンならしていて言うなればハード・ロック&プログレ的^^。
繰り返しになりますが、ぜひクラシック愛好家以外の方におすすめしたいです。バルトークの作品では他に「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」や、他の「協奏曲」と名の付く曲はかなり刺激的・魅力的に映ると思います。こちらも機会があればぜひ(このサイトでもいずれ取り上げますね)。
↓こちらのHMVからはバルトーク:ピアノ協奏曲1&2を各楽章毎に試聴できます。上の試聴と同じ音源ですが、聴けるフレーズが違います。興味のある方はぜひこちらも聴いてみてくださいね。

↓こちらは通常盤ですが、紙ジャケット仕様の限定盤
もあります。
当サイトに初めてご来場の方はこちら↓↓もご覧になってみて下さいね
繰り返しになりますが、ぜひクラシック愛好家以外の方におすすめしたいです。バルトークの作品では他に「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」や、他の「協奏曲」と名の付く曲はかなり刺激的・魅力的に映ると思います。こちらも機会があればぜひ(このサイトでもいずれ取り上げますね)。
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