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ホロヴィッツ 『1966年 カーネギー・ホール・コンサート』

ホロヴィッツ 『1966年 カーネギー・ホール・コンサート』 に関するレビュー・試聴・情報を紹介しています。
 当サイトは音楽好き向け、多ジャンル試聴レビューサイトです。YouTube系動画・映像サイトをお探しの方は音楽ランキング上位にたくさんあります。      2005/12/01(木)
ホロヴィッツ『1966 Carnegie Hall Concert』

VLADIMIR HOROWITZ 『1966 CARNEGIE HALL CONCERT』

 今日はクラシックのピアノ曲をご紹介。まさにピアノのヴィルトゥオーゾ(芸術的に優れた徳の高い人、簡単に言うと名手)、VLADIMIR HOROWITZ(ウラディミール・ホロヴィッツ1903-1989)の、かの有名なカーネギー・ホールでの1966年のライブ録音CD2枚組みです。

 いきなりちょっと音から離れますが、このジャケ非常にカッコイイと思いません?このジャケは私の大のお気に入りなんです。このジャケと並べられるのはせいぜい、今後紹介予定のフルトヴェングラーバイロイト祝祭で振るベートーヴェンの第9と、あとほんのいくつかぐらいがいいところではないでしょうか。ま、あくまで私的ですが。

 話をこのディスクに戻すと、音はホロヴィッツそのもの。強い打鍵と超絶的な技術が支える、硬質で透き通った高音と迫力の低音。ピアニストに困ったらロック好きはホロヴィッツ選んどけば間違いない(かな?)。

 こちらが試聴です。試聴では65年の音源も入っていますが、今回取り上げたディスクは66年のものだけ収録されています。スピーカーのアイコンをクリック。私的オススメは、脳が活性化するという意味で2枚目の1曲目(スクリャービンのピアノ・ソナタ第10番12:15のやつ)、2曲目(ドビュッシーの「喜びの島」5:59のやつ)です。でも試聴でどうこうは難しいですよね、特にクラシックは。ってことで信じてください!良いですよ。

 ホロヴィッツの演奏の魅力は・・・
 細かい音符が高域できらめくときの、その猛烈な速さで粒立つ色彩感。そして音楽が高揚して畳み掛けていくときの、あえて濁りを含んで強打される低域の響きの大迫力。

 この相反する音を非常に魅力的に出せるのが、ピアノの神様ウラディミール・ホロヴィッツなのだと思います。このカーネギー・ホールでのライブでも、十分感じて頂ける思います。病み付きになります。

 あとこのディスクではショパン、シューマン、リスト、ハイドンも取り上げています。初心者でも分かるところでは、モーツァルトのトルコ行進曲も弾いています。

 バルトークの曲を弾いてるCDも持っているんですが、こちらは音のインパクト的にはさらに強烈。もともとピアノに打楽器的な役割も強く持たせたバルトークを、この打鍵強烈なホロヴィッツが弾くんですからね。また後日詳しく紹介します。

 おまけでホロヴィッツの動画が見られるサイトを載せておきます。ホロヴィッツ・ファンはもちろんのこと、クラシック・ファンは必見です!→ウラディミール・ホロヴィッツ 動画


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コメント
この記事へのコメント
これってモーツァルトの第11番のソナタとかシューマンの「花の曲」だったか「アラベスク」だったかを弾いてるやつですよね~
これも実家にアナログ、あります。
2005/12/02(金) 01:21 | URL | piaa #-[ 編集]
そうです、それです。シューマンは「花の曲」ですね。

こちらもアナログですか!うらやましい。私がこのジャケカッコイイ、って言ったものは、みんなpiaa さんの実家にアナログで・・・ですか・・・。
やりますねpiaa さん!そんなあなたがカッコイイです。
2005/12/02(金) 01:43 | URL | ムーン #-[ 編集]
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